あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

映画プリキュアオールスターズDX2スープマグ付き前売り券購入

2010年03月31日 | プリキュア
もちろんフレッシュ組もいる!

映画プリキュアオールスターズDX2でも
大活躍しているという4人組



現在放映中のハートキャッチプリキュアの
オープニングでも
映画のハイライトが流れているが

ピーチのハイキックや
ベリーやパインやパッションの変身シーンとの
再会に思わず頬が緩む私なのでした



制作時はTV版最新作のハートキャッチが
放送開始直後って事もあり
キャラも固まっていない時期ゆえ
「おひろめ」の印象に留まり

ここはフレッシュ組の活躍が
クローズアップされてるそうな

期待が膨らむ・・・・



さらにハートキャッチの二人も
なんか絵柄を他のプリキュアに合わせるせいか
微妙に熱い絵になってます

わたしのツボです

※まぁ、微妙にタツノコプロ臭する
 TVオリジナルの絵も嫌いでは
 ありませんが・・・

 フレッシュには東京ムービー臭も感じたが
 その辺、東映アニメは奥が深い・・・

ちびスケとのペア鑑賞が楽しみだ

あくまで私は「付き添い」なのだが

映画プリキュアオールスターズDX2 特典つき前売り券購入

2010年03月31日 | プリキュア
ローソンで買いました

普通は2000円の親子チケットが、プラス630円で
「スープマグ付 親子ペア前売券セット」になるから・・・



2,630円でプリキュアのスープマグ1個つき

安い!(←大丈夫かオマエ・・・)

さっそく使ってみた



・・・あ、いや
ちびスケにスープ作ってやった

大喜びだった

バカ親だなぁ・・・と思いつつ
スープマグをグルリと見回して
悦に言ってる自分に気付く



オールスターズだから全員います
とうぜん初代から居ます

プリキュア5GOGOの「かれん」さんも気になる



ああ、いかん
フレッシュ以前にまで遡っては

私の身体が持たんではないか・・・・

2010年03月30日 | 生活
近所の公園に植えてある桜が

すっかり咲いた



ここ数日は
冬を思わせる寒さだったが

(「花冷え」ってヤツですか)

桜は逞しく
見事に咲いた

キレイだねぇ

有明コロシアムで「亀田vsポンサクレック」観戦

2010年03月27日 | ボクシング
亀田vsポンサクレック、
オーレドンvs黒木を観るため
有明へ向かった



有明コロシアムは

場所も分かり易いし
ウチからは交通の便も悪くは無く

リングも見やすいイイ会場だった




試合内容は別に書くとして
こちらでは会場の印象を・・・

まず

あまり周辺に建物が無いから
見つけ易いのが有り難い

車でも大丈夫と思われる駐車場の広さ

観光バスが2台止まってた
(地方からの団体応援かな)



エントランス外で「亀田ロール」が売られていた
入館しても
エントランスで亀田グッズが売られてた



盛況・・・とは言えないなぁ

パンフは無料でカラー冊子が配布されてた
これは、ありがたい

場内は、すり鉢上の客席が見やすい
画像は前座試合開始前

けっして
メインイベント中の映像では無い



オーロラビジョンが有り難かったなぁ

2階席の上方は簡易フェンスで仕切られていた
その上には日章旗とタイ国と韓国の国旗

この辺の雰囲気はメインの試合でも同じ

主催者発表では「1900人」って事だったけど
もう少し入ってたんじゃないの?

売店では
焼きそば、唐揚げ、カレー、ビール、ソフトドリンクなどが
販売されてた

長丁場だったから
ここで買って昼飯食ったのは正解だったなぁ・・・



帰りも、それなりに観客は
有明や有明テニスの森や国際展示場などの
複数駅に分散し
ひどい混雑もなかった

私が亀vsポンサク戦の結果採点を聞き
すぐに出て駅に移動したせいもあるのだが・・・

まぁ、また世界戦の好カードがあったら来たいですなぁ

ハートキャッチプリキュアなりきりカーニバルに行く③

2010年03月22日 | プリキュア
ステージが終わったら握手&撮影会の会場へ

観覧者が一斉に移動するから会場は行列状態

並ぶのが苦手な私は脇の展示コーナーへ
ちびスケ連れて移動



大型パネルや等身大フィギュアを記念撮影

同会場ではカードゲームも数台設置されており
小さな子供たちが並んで遊んでいる

まぁ「ドリームダンス」は何度かやってるからイイか
・・・と

すこしハケた記念撮影の行列に戻り

ついにブロッサム&マリンと対面
大喜びするチビすけ



マリンの服を着ているせいか
やっぱりマリンが「いい子いい子」してくれた

撮影終わったら玩具のコーナーへ

ここがまた恐るべき一角で

今度発売される「こころポット」の実演コーナーに
なっているのでした

ちびスケは それなりに喜んで遊んだが
私は「もうイイでしょ」と手を引いて撤収



園内を回ってスタンプラリー
迷いながらスタンプを集め

メリーゴーラウンドにも乗ったりの遊園地的な
「お楽しみ」も満喫し

園内のケンタッキーフライドチキンをパクついて

濃厚な一日が終わったのでした

最後はチビすけに せがまれプリキュアの風船を購入

800円と高かったが
「これくらいは出してやるか・・・」とカネを払った



だって
露天で売ってた風船は、まだフレッシュプリキュア
だったんですもの

ハートキャッチプリキュア なりきりカーニバルに行く②

2010年03月22日 | プリキュア
まずは
「みんなでダンス」会場脇の撮影スポットへ

主人公の等身大パネルに挟まれたチビすけを撮影。



その後は東の入り口付近の野外店舗で蕎麦をかき込み

「みんなでダンス」の会場へ
1時の回は踊りのお姉さんに加えエンディングを歌う、
工藤真由さん登場

なりきりコスチュームの子供たちを見て
「わぁ~、マリンやブロッサムがいっぱい」
~と感激の声を上げられた

・・・いやいや、あなたのコスチュームも主人公が通う
学校の制服姿ですがな

そのコスチュームでに踊る真由ちゃん、可愛い・・・・

踊りのお姉さんはステージ前に並ぶ子供たちへ
丁寧に踊りを教えてくれた

「ここまでイイかな~?」「じゃ、音楽流してくださ~い」と

1曲を分割してのレッスン

番組のエンディングで流れる「ハートキャッチ☆パラダイス!」
主人公のつぼみ&えりかのダンス



振り付けは、フレッシュプリキュアに続いて前田健
モンキーダンスの動きなどが可愛いダンス

工藤真由さんも「可愛くて大好き」と一緒にダンス

最後は一曲通しでダンス
小さな「なりきりプリキュア」達も大ハッスル

「みんな上手に踊れた~?」「踊れた人、手を上げて~」

「は~い!」
・・・堂々と手を上げるウチのチビすけ

ステージ裏は仕切りが無く回りこめたので

私は踊りのお姉さんの後方からビデオ撮影

いや、こっちからじゃないと
ちびスケの顔が映りませんから・・・


そして、場所を移動して

プリキュア・ショーのステージへ



「おひろめカーニバル」でも見た着ぐるみ(?)登場
もう御馴染みの必殺技で悪役を撃退

もちろん途中でプリキュアのピンチあり
司会のお姉さんの「みんな応援して~!」の声に
反応し、「が~んばれ~!」と声を上げる
良い子のみんな

ウチのちびスケも声を張り上げておる

殺陣もちゃんとしておられる
中に入ってるのはJACの方か?

ハートキャッチプリキュアなりきりカーニバルに行く①

2010年03月22日 | プリキュア
豊島園で開催されるってんで
ちびスケを連れて行った

連れは先日も大泉学園に行ったから
「もう西武線に長く乗るのは嫌だ」と不参加



豊島園駅には駅紹介あり
「練馬区には東映アニメあり」と
プリキュアのパネルがあった

2シリーズ前の「プリキュア5GOGO」だったが
我が子は大喜びさ



入場前に関門が待っていた
何と言っても「なりきり」カーニバルである

キャラになりきらねばならないのである



ようするに
バンダイのハートキャッチプリキュア・
コスチューム商品や
グッズを購入して持っていかねば
全部は楽しめないのである

例によって
ウチはオモチャを食玩で済ましている

実用的なのは衣類だが
お安いTシャツでは
イベント主催側が許してくれない

よって当日の購入・持参となった

豊島園ゆうえんち脇には
トイザらス豊島園店があるのだ

そっち側からの入場口だってあるのだ

まずはトイザらスに入り
イベント参加に必要な「なりきりグッズ」を
物色した

入ってすぐ目立つところ
大量に陳列されてる
ハートキャッチ・プリキュアのグッズ

さすがだわ(苦笑)

4千円以上する玩具や
6千円以上する「なりきりドレス」が
並べてある

見事に遊園地と玩具屋さんで
タッグ組んでるわ



ここで私は
店舗入り口の特設コーナーを素通りする

何といっても
玩具は、かさばる
プリキュア変身ドレスは実用性で劣る

ここは普段着でも使えるチュニックでOKだ
しかし衣類は奥のコーナーだ

玩具に目移りするチビの手を引っ張り
衣類コーナーでプリキュア物を物色

キュアマリンこと「来海えりか」の
普段着ヴァージョンを発見

遊園地入り口のスタッフさんに提示

これで、ちびスケの入場料は無料
館内の「なりきりイベント」全て参加OK



園内で着替えさせ、準備もOK

これで
マリンやブロッサムと握手や記念撮影が
できるのだ・・・・

ホワイトデー

2010年03月14日 | 生活
お返しの菓子
たねやの「花貝あわせ」



貝の形をした最中を開き
別の袋から餡を捻り出し
貝を合わせて貝最中の出来上がり

後合わせだから
餡の水気が最中に染みず
最中の香ばしい風味も楽しめる

最中は苦手な私の珍しい好物で
職場の女子にも好評となった



例によってホワイトデーを
「美味しい物の御すそ分け=紹介」と
思っている私からすると

満足な「御すそ分け」でありました

訂正

2010年03月13日 | ボクシング
過去日記における試合結果にて選手名に関する御指摘を受けました

2005年
◆9/12(後楽園ホール)の試合結果
○4R能勢育次 引分 平井良雄・・・は能勢育次 引分 平井良維・・・に訂正させていただきます
◆6/13(後楽園ホール)の試合結果○4R平井良雄 TKO4R 池沢貴明・・・は平井良維 TKO4R 池沢貴明・・・に訂正させていただきます
◆3/14(後楽園ホール)の試合結果○4R平井良雄 判定 森川竜太郎・・・は平井良維 判定 森川竜太郎・・・に訂正させていただきます

今月末に「さよなら絶望放送」公開録音

2010年03月12日 | サブカル
またやるんですね

タイトルは
【さよなら絶望放送 公開録音イベント~惨開~】
 
■日時:2010年3月28日(日)
開場16時30分/開演17時30分
終演19時30分(全て予定)

■出演:
神谷浩史さん 新谷良子さん *スペシャルゲスト予定あり

■場所:日比谷公会堂

■料金:4500円



・・・これまでの2回は行けたけど
今回は仕事と被ってムリでした

残念

これまでが本当に楽しかっただけに
本当に残念

同じ日比谷だけど、これまでの野音と違い、
今回は屋内の公会堂

神谷さんも「絶望した―――!」を
遠慮することなく思い切り声を張れるワケだ
(いままでも張ってたけど)



もう公募は終り、例によって
「あっ」という間に予定枚数オーバーの
申し込みがあったそうな

ゲストが誰かも気になるトコロだ

行ける人イイなぁ
楽しんで来てくださいね

大泉アニメカーニバルへ行く②・・・私以外の家族が

2010年03月07日 | アニメ・特撮
ちびスケと連れは
まず「東映アニメーションギャラリー」へ

ちょうど「プリキュア展」やってて
ハートキャッチ・プリキュアの絵コンテなどが
陳列されてたそうな

等身大フィギュアは
まだフレッシュ・プリキュアの4人だったそうな

・・・いいんだ
今度の映画プリキュア・オールスターズは
大泉に見に行くから



また、ちびスケ連れて私も行くんだ

そして
小学校の体育館での「フレッシュプリキュア・ショー」では
くいしんぼうの怪物を従えてサウラーが現れたそうな
フレッシュのメンバー4人も登場し
会場は大盛り上がりだったそうな



ただし
ショーの待ち時間では「銀河鉄道999」の第一回が流されて
子供たちをビックリさせていたそうな

連れも「あれって、けっこう中身濃いのね」
子供が「コワ~イ、帰る~」と言ってたそうな
ちびっ子には、泣いてる子も居たそうな

そりゃそうだ

初回は「生身の人間が居るスラム」が登場し
「機械伯爵による人間狩り」が行われ
哲郎は母親を殺され
母親を剥製にされて
機械伯爵の館に飾られ

怒りに身を任せた哲郎は伯爵を殺し
「機械の身体を手に入れて、機械人間を皆殺しにする!」と
メーテルと共に999に乗る決意する回なのだ

本来は「街のイメージに」するには
過酷すぎるアニメなのだ

メーテルだって戦うし脱ぐし冷徹だったりするのだ
車掌さんだって違反者は列車から宇宙に投げ捨てるのだ

そんな「人畜無害」な生易しいマンガじゃないのだ!
甘く見るなよ!!



――ああ
何を言ってるのだ私は

大泉に共感を持ちながら
どっかしら「行政がアニメを持ち上げる、利用する」のに
違和感を覚えている

本来は漫画やアニメは大人から忌み嫌われる存在だったのだ
子供は隠れて見てたモノなのだ

今その存在はゲームなのだな
だから人気あるし創造性溢れているのだな

私はゲームはしないけどな

先鋭性や人気で
漫画やアニメが遅れをとるのも分かる気がするな・・・

歌舞伎座に行く②

2010年03月05日 | 芸能
お目当ては「弁天娘女男白波」だったのだが
「筆法伝授」の重厚さに圧倒されました。
(矮小な先輩・左中弁希世のコミカルな動き、
 愚かな語り口、人物の小ささ・・・も印象深かった)

・・・とは言え、
ちびスケにも分かりやすい演目って事でチョイスしたのは
やはり「弁天娘女男白波」

弁天小僧が諸肌脱いでタンカを切るシーンは「口に出して読みたい絵本」で
予習済みなのだ
「知らざぁ言って聞かせやぁしょう~!」は、ちびスケにも御馴染みのセリフ

※でも、セリフの中に
「稚児」や「枕あさり」なんて
 言葉がある絵本ってのも凄いね
 ちびスケが登園後に
「美人局(つつもたせ)」なんて
 言葉をしゃべっていないか
 心配だわ・・・



以下、解説より

幕末の歌舞伎脚本作者(戯作者)河竹黙阿弥の代表作
「青砥稿花紅彩画」という五幕物芝居の第3幕「浜松屋の場」
 
美しい武家娘が供を連れて老舗呉服屋を訪れ
着物や半襟を次々と見るが、怪しい動きに万引きの疑いを持たれてしまう

もみ合いの末、額に傷を負った娘の懐から出てきたのは別の呉服屋の半襟

供の男は「大事のお嬢様の額に傷を付けるとは」騒ぎ立て、店主は百両の
大金を差し出す
渡された百両を受け取って帰ろうとする2人を店の奥から呼び止める侍

「おぬしらがいう武家に出入りする者だが、おぬしらなど見たことも無い!
それに、娘というはまさしく男!」と喝破!

そこで
それまで、楚々とした武家娘が「はわわぁ~」と大あくび

声色も男(少年)に戻り、「ばれちゃあ、しょうがねえ」と、上の啖呵を切る!

「知らざぁ言ってきかせゃ~しょう!」

場内拍手



幕末の歌舞伎脚本作者・河竹黙阿弥が、当代19歳の菊五郎の為に作ったという
「弁天娘女男白波」

今回の出演者は
松本幸四郎(日本駄右衛門)
菊五郎(弁天小僧)
菊之助(宗之助)
南郷力丸(吉右衛門)
赤星十三郎(梅玉)

観光気分な私では ありがたみも半分だが
私よりは歌舞伎に詳しい連れに言わせれば
「これは相当に豪華なメンツ」という事です!

「筆法伝授」に較べ、話も勢い中心でシンプル
盗賊が主人公の話だから
キレの良さ、威勢の良さで勝負だね

コミカルな表現、商人側の独特な口調も楽しい



結局、武家娘を弁天小僧菊之助と見破った侍も
白浪五人男のリーダー格・日本駄右衛門(幸四郎)で
浜松屋店主の信用を得て、もっと大きな金を得ようとしているのだった・・・ってな話

そして別幕に続くのだが、今回は追っ手から逃れ
一旦終結する「稲瀬川勢ぞろいの場」へと場面展開

皆が決め台詞を次々と並べていく様は壮観だったが
ここで私は仕事疲れが出て睡魔に襲われる

しかし
ここは大らかな歌舞伎座
周辺からは既に他の客のイビキも聞こえ
それを咎める人もいない

座席での飲食OK、寝たきゃ寝なさい・・・それが歌舞伎スタイル
それも楽しみ方の一つ、豊かさの証



追っ手を姿を見届け花道を去る一行
そこで大拍手

私も最後は見届けた(笑)

落語で知った「白浪五人男」だったが(元は講談)
「白浪」が盗賊である事さえ知らなかった

※そういえば故・山城新伍さんが
 立川流の落語回に参加されたとき
 「白浪五人男」を題に出された事が
 あったが、それに反応した観客に
 「さすが立川流のお客さんは
 文化レベルが高い」と
 おっしゃった事があったなぁ・・・

また人生の課題が出来ました

「歌舞伎の楽しさ」を知ったので
もっと歌舞伎の事を知る課題が出来ました

テキストは沢山あるから(BSの歌舞伎講座とか)
色々と学んで、「イヤホンガイド」なしで観劇出来るようになりたいねぇ

大向こうから声掛け出来るようになりたいねぇ・・・

歌舞伎座へ行く①

2010年03月05日 | 芸能
今年で取り壊しが決定し
「さよなら公演」が行われている歌舞伎座

連れと1回行った事あるが
「ちびスケも連れて行っておこう」と
3人で銀座へ



チケットは前売りをGET済み

演目は「筆法伝授」「弁天小僧」

早めに着いて
建物外観を眺め、記念撮影



さすがの外観

通り掛かりの人や
観劇者も歩道から記念撮影中

高齢者にも
「ケータイで写真撮影」は普及してるのな・・・



御名残三月大歌舞伎

今回は「多くの人に見てもらおう」と3部制

演目は
「菅原伝授手習鑑 筆法伝授」
「弁天娘女男白波」



まずは「菅原伝授手習鑑 筆法伝授」

以下、あらすじ。

帝から、その神道秘文・筆法を伝授するよう命を受けた丞相(菅原道真)。
しかし一方
皇太子にあたる親王と、丞相(道真)の養女・苅屋姫は、なんと駆け落ち。

それを知らぬ丞相(道真)は、熟考のすえ「弟子であった武部源蔵に伝授を」と
決するが、源蔵は腰本だった戸浪との不義のために勘当され、現在は戸浪を嫁に
寺子屋を開く身。
しかし、丞相は二人を館に呼び、源蔵の腕を試す

嫉妬深く愚かな先輩・左中弁希世の妨害にめげず、堂々と筆の腕前を披露した
源蔵は伝授の一巻と筆を得る。

源蔵は、勘当を解くよう懇願するが叶わず、妻と嘆き悲しみながら館を去る。

一方、
「駆け落ちは、親王を帝位につけ娘を皇后にしようとする丞相の陰謀である」と
藤原時平に疑いを掛けられた丞相は幽閉となり、館は閉門。

源蔵と戸浪は菅家の断絶をおそれ、丞相の実子である7歳の菅秀才を館から逃がし
預かろうとする・・・。

師弟愛と親子愛、男女愛・・・



丞相を演じるのは仁左衛門(元の片岡孝夫)。威厳ある演技はさすが。
丞相は、弟子や養女の行いに振り回されるも、決して多くは語らず。
「男女の情念に溺れるとは愚かな・・・」などとは言わず、運命を受け入れる。
よく出来た妻と身分の整った契りを得たことを、有り難く感じているのではないか
・・・・とも感じられた。

武部源蔵は梅玉(ばいぎょく)。苦悩の様を熱演。
(丞相を陥れ自らが帝に取り入ろうとする)藤原時平の陰謀による菅原家お家断絶
だけは防ごうと、菅秀才の救出を試みるも、計画を時平の侍に悟られ
「どうせ自分は勘当の身。何をやろうと丞相様とは無関係」と立ち回る。

そして、舎人の梅王丸に館の塀上から源蔵に託される幼き跡継ぎ お人形のような
管秀才・・・・。

~いかん、泣けた。