荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

梅雨明け間近の岩淵水門/2019年ー1

2019年07月24日 | 散文

 

隅田川の源流に建つ旧岩淵水門です。通称「朱水門」です。初春以来です。随分緑が濃くなった水辺です。

 

釣り人が居ません。トイレかな。この河原はバーベキュー広場もあって行楽設備が整っています。

 

遊歩道を押し自転車で行きます。

 

過去の水害時の水位を示しています。その被害が想像できない程の穏やかさです。

 

対岸は埼玉県川口市です。今年は随分雨が降りました。水量が豊かです。

 

上流を振り返ります。梅雨明け間近の空に霞むのは、新荒川大橋と、東北本線と京浜東北線の鉄橋です。

 

朱色が鮮やかです。

 

景色が蒸し暑いです。

 

木漏れ日下の説明板です。

 

 

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にわか雨に遭遇した。

2019年07月24日 | 散文

 

両国を自転車で走っていたら、「一転俄に掻き曇り」状態になりました。遠くで雷が鳴ったと思ったら、ザーッと雨が落ちてきました。緊急避難します。思いついたのは竪川の上を走っている首都高速道路の下です。

降り始めなので、高速道路上の雨水を排出する樋にまだ水は落ちていません。

 

外は大雨です。

 

まるで、広重の「大はしあたけの夕立」状態です。あの絵の橋の上には高速道路が無く、今は午前なので「夕立」でもないけど、気分として・・・

 

私以外にも雨宿りする人がいます。やがて数人になりました。

 

小1時間したらピタッと雨が上がりました。

 

竪川の水面が穏やかになりました。

 

まだ高速道路からの排水が激しく落ちているけど・・・

 

晴れた空です。こういった現象は梅雨明けが近い印しですね。

長かったです。今年の梅雨は。

 

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駒込天祖神社

2019年07月24日 | 散文

 

駒込の丘の上にやって来ました。

 

厳か感が漂います。

 

御神木の楠の向こうに鎮座しています。

 

お参りします。

 

今回はしっかりと拝殿内を拝見しました。

 

厳か感が溢れます。

 

御神木脇から表参道を見ます。

 

参道へ退出します。

 

そこには「鎮火稲荷神社」があります。

 

洗濯物が干された共同住宅の前です。

 

再び境内に沿って左に行くと、境内の塀脇に「縁結子育地蔵尊」があります。

 

その脇に、「水子地蔵尊」がくっついています。子供に関する祭祀の場です。

 

その向こうに「鎮座地蔵尊」が見えます。

 

左に天祖神社です。

こんな場所です。

 

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駒込天祖神社の三猿

2019年07月23日 | 散文

 

こんな石像群に出会いました。これって、あの三猿ではないでしょうか?

 

左の石像を見ます。左側が「聞かざる」で、右の顔の部分が欠けていますが「言わざる」ですね。「見ざる」を探します。

 

見づらいですが(見ざるだけに)、「言わざる」の右にありました。

 

正面の石像を見ます。下の部分に「三猿」が居ます。

 

更に右の石像を見ます。ここにも居ます。左側の先程の石像と同じく、「武州豊嶋群駒込村」の文字が読めます。

 

これらはどういった謂われの物でしょう?何故ここにあるのでしょう?

この一角に集めたようにも見えます。

 

東京はこういった史跡に丁寧に説明が成されている街ですが、ここには説明板がありません。説明に値する程の価値が無いものなのでしょうか?

 

場所は駒込天祖神社の裏参道脇です。

 

 

 

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遂に「猫街」に入った。

2019年07月23日 | 散文

 

ずっとずっと気になっている「猫街」ですが、平日は営業していません。猫のグッズを販売している店だと思っています。

 

いつものように石段を上がります。

 

いつものレリーフです。いつもの風景です。

 

ん!? やった!今日は開いています。

 

木戸も開いています。

 

ギャラリー猫街です。招き猫「来福」の表札です。

 

覗き込みます。いざ訪問するとなると、ちょっとビビります。

 

玄関へ歩きます。

 

玄関前にベンチがあります。蚊取り線香が焚かれています。

 

玄関横にも椅子があります。行列ができる店だろうか?

 

メニューみたいですが、レストランでも猫グッズの店でもない雰囲気です。

 

玄関ドア脇にはこんなものがあります。京都祇園祭で飾る「ちまき」のようなものでしょうか?

 

これって・・・!? 本物のギャラリーなのでは、、と恐る恐るドアを開けます。

「いらっしゃい」と女性の声が掛かって、本物のギャラリーでした。内部は撮影禁止です。名前のとおり、猫への愛情溢れる絵画や陶器の作品が飾られています。猫作品専用のギャラリーのようです。室内の2・3階の小さなスペースにはそれぞれの作家が居て作品を説明してくれます。2週間単位でスペースを借りて作品を販売しているそうです。いずれも素敵な作品でしたが、衝動買いする余裕はありません。

 

美術好きの私にとって、好い時間を過ごしました。

帰り際、玄関先から見る梅雨曇りの谷中の空です。

 

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藪下通りから見る梅雨空のスカイツリー

2019年07月22日 | 散文

 

本郷大地の東端の崖下に藪下通りがあります。汐見小学校の上の路です。森鴎外記念館(観潮楼跡)前のこの坂を下りて行くと千駄木の駅に行けます。団子坂を通らない抜け道です。ビルの隙間の梅雨空遠く、スカイツリーが見えます。

 

アップで2景。

 

風情あり。

 

 

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沙羅の木/森林太郎詩・永井荷風書

2019年07月22日 | 散文

 

藪下通りに天女像があります。

 

向かい側には観潮楼跡があります。

 

森鴎外記念館です。

門を潜ります。

 

記念館の入り口は庭の奥です。

 

途中黒御影石のベンチがあって、壁には赤御影石のレリーフが嵌められています。

 

「沙羅の木」の詩です。

 

その下にはアクリル板の説明があります。

 

黒御影石に座って入って来た庭の通路を見ています。

蒸し暑く、動くと不快でけだるい梅雨時の午後です。

 

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谷中イナムラショウゾウ ショコラティエが無くなる。

2019年07月21日 | 散文

 

初音小路の路地を抜けると谷中霊園や朝倉彫塑館の住居部分の玄関へ続く路地です。

 

そこにオシャレなケーキと喫茶の店がありました。

 

店内に工事器材が入っています。とても違和感があります。

 

玄関ドアには商標がそのままです。閉店後間もないタイミングみたいです。

 

玄関ドアに貼り紙があります。

「業務統合の改築のお知らせ」です。フランス菓子パティシエ イナムラショウゾウと統合するようです。リニューアルオープンは8月11日の予定とのことです。

 

改めて店内を見ます。

 

オシャレだった店内が工事器材で埋まっています。

 

殺風景の極みです。

 

あんなに明るくてオシャレで賑わっていたのにね。

 

在りし日の谷中イナムラショウゾウ ショコラティエ。

 

もっとオシャレで賑わう店になるのでしょうね。

 

 

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谷中の「初音小路」

2019年07月21日 | 散文

 

谷中の丘の上にちょっと違和感がある路地があります。

 

朝倉彫塑館前の道を諏訪台通りや谷中銀座に向かう道沿いに入り口があります。

 

界隈は女性が好むオシャレな店と古い職人の家が多い通りです。

 

 

初音小路のアーケードを潜ると昭和にタイムスリップします。ちょっと不気味ではあります。

 

それでも、最近の客筋に合わせた洋風の店が一つあります。

 

イタリアンバールらしいです。

 

その他は煎餅屋と伝統的な和風飲み屋です。奥へ足を運ぶと、昭和の飲み屋街です。

 

これらは全て飲み屋なので、昼間は閉店しています。だから不気味な街になっています。立石の「呑んべ横丁」の雰囲気です。

すぐに突き当たる小さなアーケードです。

 

この突き当たりに「有料トイレ」があります。

 

きれいに掃除をしているようです。

 

呑んべ横丁と同じで、狭い店が集まったアーケードの中に共同で一つのトイレを持っているのです。おそらく、呑み逃げされたら困るので、どの店も一見さんは一つの注文毎に精算するシステムだと思います。昭和時代にはこういった呑み屋街が各地にありました。

 

振り返ります。

 

トイレの先にはこんな狭い路地があって、人がひとり通れる通路になっています。

ここを行くと、またオシャレな店がある街に出るのです。

 

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隅田川花火大会の準備始まる/2019年

2019年07月20日 | 散文

 

隅田川の遊歩道にネットが張られています。

 

そうか、花火大会の準備だ!

 

毎年7月の最終土曜日に開催されますが、来週だぞ。夏が来るのかねえ・・・

 

・・・今日、足立の花火大会らしい。

 

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谷中の、朱門があるあの路地

2019年07月20日 | 散文

 

谷中は寺町です。お寺が左右にある路地の突き当たりに朱門があります。

 

梅雨空に一段と鮮やかです。

 

加納院の朱門です。

 

朱門がある路地です。

 

 

 

ここはあの、築地塀がある路地です。

 

端まで来て振り返ります。

 

いつも見る景色です。

 

築地塀に付属して小さな祠が祀られています。普段あまり気にしていません。今日はゆっくり眺めます。

 

改めて、誰も居ないしっとりとした静寂の路地です。寺町本来の景色です。

訪れるなら、天気の良くない平日に限ります。

 

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末広会商店街に行き当たる。

2019年07月20日 | 散文

 

こんな商店街がありました。東京都台東区に、です。妙な清潔感に違和感があります。無機質で、商店街らしい雑然感がありません。

 

この通りを「すえひろレンガ通り」というようです。この「末広」というめでたい名前は他地区にも複数ある商店街の名前です。

 

なるほど、塵一つ落ちていないきれいなレンガ道です。むしろ、ペットボトルなんかが転がっていた方がホッとするのですが・・・

 

自転車が私を追い越して行きました。この街で初めて見た、動く有機物です。

 

「だしってすべての和食の基になる大切なものなんだ!」って書かれています。そうなんですけど・・・

 

更に行きます。これはもう、住宅街ですね。

 

小さな店舗がありました。

 

扱い商品も少しだけです。寂れた商店街に八百屋だけ残っているのをよく見掛けます。八百屋に対して何か特別な優遇政策でもあるのでしょうか?そう考えたくなるほど、八百屋だけが頑張っています。だって、八百屋で買い物したって千円未満です。利益率50%(売れ残り損も含んで)としても、粗利500円です。1日20人の客があって、休み無く働いた粗利が月30万円。商品仕入れ代金を15万円残して、水道光熱費と固定資産税を払ったら、、、楽では無い。

売れ残りをおかずに食べて、夫婦の年金を合わせてなんとか、です。でも、多くの寂れた商店街に八百屋だけがポツンと残っているのです。食料を提供する商店には何か優遇制度があるのかな、と思ってしまいます。

 

商店街の終点に来ました。レンガ道が終わった正面の中空に首都高が走って、数人のサラリーマン風の男が私の通り過ぎるのを待っているようです。

夢でも見たような、大都会の異空間スポットでした。

 

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夏祭りなのに、

2019年07月19日 | 散文

 

町内会の提灯が出されました。

 

盆踊りの舞台の飾り付けも完了しました。

夏祭りの準備が万端整いました。

 

見上げる空が霞んでいます。梅雨明けの気配もありません。

 

墨田区押上の線路脇です。

 

 

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「SLOW」が2個ある谷中の路地

2019年07月19日 | 散文

 

谷中の崖下道を散歩中です。キッテ通りの裏通りです。

 

黄色い看板が注意を引きました。

 

外国人の子供が居るのでしょうか?

 

向こうに見える路地がキッテ通りです。こんな路地角です。

 

キッテ通りに繋がる道は「立入禁止」です。

 

標識はこの家が出しているようです。

 

日本語がありますねえ。草陰に緑の「SLOW」が見えます。

 

オレンジ旗を掲げています。

 

ここで子供と犬が遊んでいるのでしょうか?

 

自転車置場があります。

 

沢山の子供が居るようです。

 

振り返ります。

 

行く先です。

梅雨空の谷中、散歩中です。

 

 

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谷中猫町は今日も、

2019年07月19日 | 散文

 

キッテ通りに看板があります。「次の路地右入る石段上」です。京都の住所みたいです。

 

崖下に置かれた自転車がある風景が好いです。

 

猫がお出迎えです。

 

 

このレリーフが好いです。

 

石段を上がります。おやっ!?

 

「CLOSE」です。今日もか・・・

 

「OPEN」の文字を見たことがありません。土日はやっているのでしょうか?もう土日に谷中界隈にやって来ることはありません。平日に来られるもの。観光客で混むし・・・

 

今日も帰ります。

 

2匹の白猫の間の黒猫がいつも楽しい石段です。

 

そもそもここには何があるのだろう?

そして、いつか訪問できるのだろうか?

 

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