荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

墨田区立花に「中川湯」の在る風景

2023年01月13日 | 散文

旧中川の冬景です。少し風があります。

 

この川は区境です。こちらが江東区で、対岸は江戸川区です。

 

中川の土手を下ると、古い住宅街に大きな煙突が有りました。

 

周辺の景色です。

 

銭湯の需要がありそうな街です。正面に銭湯が見えます。周辺の景色に埋もれて分かりづらいです。

 

「中川湯」です。恐らく、旧中川の傍に在る事からの命名だと思います。ひょっとしたら、旧が付く前の、「中川」の時代の創業かも知れません。

 

正直、老朽化した銭湯です。

 

 

シャッターが降りた玄関脇には、「都合により2週間休業する」旨の貼り紙があります。閉店しないか心配です。近隣の利用者は、何処で入浴しているのだろう?不便でしょうね。

 

煙突を見上げます。

 

ボイラー室へ移動します。

 

廃材が集められています。左に立て掛けられているのはドアです。これらも燃料です。

 

煙突を見上げます。2階は住居でしょうか?

 

振り返ります。内湯が無い家が多いように思います。

 

 

移動して表通りに出ました。青い冬の空にスックと立つ煙突です。この辺も内湯の無い家が多いように思います。

 

路地からはスカイツリーが望めます。

 

後日改めて訪問したら、こんな貼り紙に替わっていました。改修には相当の費用が掛かると思います。銭湯の将来性を考えると、投資をためらうところだと思います。

中川湯は営業を再開するのでしょうか?再開しなかったら困る人が多く居ると思いますが、、、存続の正念場のようです。


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