荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

平賀源内とメリークリスマス

2022年12月24日 | 散文

白鬚橋の坂を西に下り降りた所に石碑が有ります。

 

石碑の角を1本南に入った路地に、平賀源内の墓所が在ります。

 

鉄門の左右に築地塀を巡らして、ちょとしたお屋敷の様相です。

 

 

鉄の扉に錠前は掛かっていませんが、閂が掛かっています。この閂を外して入ります。

 

ここでいつも注意しています。入って鉄門を閉めてしまうと、誰かが「閂を掛けないで帰ったな」と掛けてしまう恐れがあります。しっかり造られているお屋敷風で、且つここしか出入り口が無いので、出ることができなくなってしまいます。従って、いつも扉を開けたまま入ります。

 

庭園の東屋風の建物が墓所です。

 

 

平賀源内の墓です。家族と従者もここに葬られています。

 

もう木瓜の花が咲きました。

 

いつも手入れが行き届いています。誰かがお世話しているのでしょう。

 

松平頼寿伯爵の追悼碑です。

 

振り返ると、鮮やかな墓前です。

 

さて、退出します。

 

開けたままの鉄扉です。その先、向かいの家のドアが目に止まりました。ちょっと好いです。

 

クリスマスのリースです。江戸時代の人の墓所前にメリークリスマスです。違和感はありません。

エレキテルを発明した人だもの。


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