荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

宇迦八幡/夏越の祓

2016年06月28日 | 散文
宇迦八幡は小説「坂の上の雲」に描かれた、日露戦争時の中国大陸における騎兵隊の戦闘で活躍した軍馬「盛敬」の石碑がある神社です。

江東区の千田にあります。

通り掛りに訪れました。
夏日の日差しで暗くなった境内に、茅輪くぐりの準備が整っています。




綺麗な輪が静かに佇んでいます。


その姿は神々しさを感じます。


真円の美しさと共に、茅の束ね方に神様の荒々しさも感じます。

見た人は拝まなければいけない衝動が沸き起こります。

祭事はこうでなければなりません。


老幼馴染がふるさとの神社総代の役職にあります。

彼の為にもその秘密が知りたい・・・。

礼拝してその輪をのぞき込みます。
これです!
茅の中に塩ビのパイプが数本束になっています!!
なるほど、これだと軽くて、10年でも20年でも朽ちる事がありません。
更に安価にできます!
後は、塩ビの数で茅の輪の太さを調整すればいい!!

真実を見た思いです。
早速老幼馴染に教えてやります。
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