荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「三の酉」の年は寒くなる。

2022年11月29日 | 散文

午前中の浅草鷲神社前です。「三の酉」です。通行もままならないこの混雑では列に並びません。

 

 

 

 

参拝しないので、列の脇から境内に入ります。

 

 

 

参拝したつもりで済ませます。東京の冬の風物詩です。

 

縁起物の熊手を売る屋台を覗きます。

 

お買い上げ毎に手拍子で商売繁盛を祈念します。恒例の風景です。

 

店ごとに特徴の有る熊手を見て回ります。

 

 

「西野」は会社員時代お世話になった店です。親父さんが数年前の三の酉の日に言っていました。いつも熊手群の裏に座って居ました。「三の酉は、観光客は兎も角、熊手を買ってくれる客が分散するだけで総売上が増える訳では無い。それより、業者に屋台の設置と解体を依頼する費用が掛かる。約百万円掛かる」そうです。その親父さんは、その後一度も姿を見ることが無くなりました。亡くなったのかも知れません。

 

昨年もこの店で見ました。「江戸川BOATRACE」の熊手です。知人の競艇ファンが、「レース場に飾ってある」と言っていました。来年はこの熊手が江戸川競艇場に飾られます。左の人と比べるとその大きさが分かります。

 

そしてここは、有名人御用達の店です。萬田久子さま、安藤優子さま、石原良純さまの熊手が有ります。以前はもっと有ったのですが、家長であった父親が亡くなり、長男が国政選挙に落ち(三男もかな?)、ちょっと寂しい店頭です。毎年訪問していると、時の流れが分かります。

 

「三の酉の年は寒い」と言われています。今年は暖かくて、久し振りに永く秋を楽しんでいますが、今冬は寒くなるようです。コロナやインフルエンザにお気を付け下さい。

そして何より、1日も早いウクライナ戦争の終焉を願います。覇権主義の消滅を願います。世界平和を願います。


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