荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」

2017年10月26日 | 散文
東京は15日連続雨が降りましたが、今日は気持ちが良い秋の陽射しです。


きっと人気になると思って、展覧会開始早々にやって来ました。
思ったとおり空いていました。


ゴッホなんて何回も何回も観ていますが、飽きないのです。
その上、今回は初めて観る作品が多くあるので、尚更に観賞意欲が増します。


日本人はゴッホが好きなのです。
そこで今回の企画になったようです。


印象派の画家の多くと同じように、ゴッホが浮世絵の影響を受けて、その技法を学んだ事は良く知られていますが、こうして浮世絵と並んで展示すると、その相似が良く分かります。


つまり、ゴッホの絵の中に浮世絵の技法が潜んでいるので、我々日本人の潜在意識を刺激して、ゴッホが好きになるのだと気づかされました。

印象派の絵画が日本人に受けるのも、浮世絵の技法が忍んでいるからなのでしょう。

そんな風に納得した今日の午後でした。

お勧めです。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 酉の市の準備が始まった/2017年 | トップ | 池之畑の井戸に秋の気配来たる。 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゴッホ展 (京都で定年後生活)
2017-10-26 22:20:50
こんばんは
ゴッホ展東京都美術館の後に京都に巡回してきます。
1月20日からのようです。
楽しみにしております。
返信する
京都で定年後生活さん (荒川三歩)
2017-10-27 16:29:08
展示品や映像等が沢山あってちょっと疲れますが、本邦初公開の絵もあって、楽しめると思います。
その時はご感想を聞かせて下さい。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

散文」カテゴリの最新記事