荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

池之畑の井戸に秋の気配来たる。

2017年10月27日 | 散文
桜の葉が濃い影を落としていますが、陽射しと空は秋のものです。


このお寿司屋さんは完全に閉店してしまいました。


例によって、この路地を入ります。


まだ柘榴の実がはぜていません。
ちょっと遅いです。


今日も静かに佇む井戸です。






反対側から見ます。


民家の玄関先に在ります。


秋の井戸と路地です。
暫く佇みます。
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2 コメント

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井戸のある風景 (ろこ)
2017-10-27 22:47:43
こんにちは。
 懐かしい井戸のある風景にしばし見入りました。
 いまだに現役で使われているのでしょうか?
 水を漉すように、はねないように、袋がかけられているのが、懐かしいです。
 ぎっちんぎっちん、漕いだような(?)記憶があります。
 路地の真ん中にあるのは、撤去できなかったのでしょうね。
 井戸を閉じるのは忌み嫌われていますからね。
 都会にもまだこんな井戸のある風景があることが不思議でもあり、貴重な気がします。
 こういう風景をスナップするのが荒川三歩さんの真骨頂。
 いいセンスしています。
 心のありかを見る思いになります。
返信する
相変わらず、 (荒川三歩)
2017-10-28 10:18:32
褒め上手ですね。

東京の井戸が少なくなって行く中、この街にはもう一つ現役の井戸があります。
再開発後もちゃんと残されて、使われています。
池之端は上野台地と本郷台地の谷間になっていて、双方の雨水が地下水となってここに集まって来て、不忍池に注ぎます。
街の裏のお寺にも井戸がある、水の豊かな場所です。

時代に取り残されたような景色が好きで、時々訪れています。
秋が酣けたらまた来ますね。
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