柳原の「松の湯」の解体作業を見ました。「大黒湯」の唐破風屋根を見に行こうと思いました。おお、こんなに大きく書いている!黄葉の「安養院」です。
黄葉真っ盛りの銀杏の奥に佇んでいます。
すっかり馴染んで、全く違和感がありません。
木彫を見上げます。鳳凰と波と屋号の「大黒天」です。
多くの銭湯が無くなっていく時代です。銭湯は廃材として処分されるのが当たり前です。こうして大切に残された大黒湯は、幸いです。それは、立派な造りを施した元経営者のお陰です。
手抜きの無い生き方が後に評価されるという、教訓みたいなものを感じます。