荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

おかず横丁を走る

2015年12月21日 | 散文
鳥越神社の近くに「おかず横丁」があります。

歴史の古い商店街らしいですが、余り人通りがありません。
ここ数年、時々TVで紹介され、その影響か若者が店を出したりしているようですが、変わり映えしません。
私にとっては、近くを走る時は、必ず覗いてみる商店街の一つです。
ネーミングも気に入っています。

商店街の東口から入って行きます。


入口には古い看板を掲げた酒屋があります。

看板に貫録があります。

老舗らしい和菓子屋があります。


昨夜の名残でしょうか?テーブルが出ています。

それとも今朝出したのでしょうか?
人通りが殆どありませんが・・・。

どちらの店だか忘れましたが、戦争から帰国した親父さんが始めた漬物店だと思います。

以前TVで見たように思います。

商店街の真ん中辺りです。

左右は古くからの住宅街です。

10時頃という事もあってか開いている店が少ないですが、魚屋さんが開いていました。
市場に仕入れに行くので、魚屋さんは朝が早いからでしょうか。
でも、店頭にはあまり魚がありません。

店頭には「TOKYOヤクルト」のユニフォームが掲げられていました。
商店主にヤクルトスワローズのファンが多いイメージがあります。
いしいひさいちの漫画「がんばれタブチ君」のせいだと思います。

商店街の西口が見えて来ました。


私の好きな商店街の代表的存在です。

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師走の清澄

2015年12月21日 | 散文
江東区の清澄に「横綱通り」があります。
ここは大鵬と北の湖の、二人の大横綱が部屋を持っていた街です。
両方の部屋は同じ道路の50m位斜め向かいに立っていましたが、もう二人とも居ません。

焼肉店「ドラゴ」の前です。

店の正面です。

ここは元貴闘力の店です。

そこから50m先に大嶽部屋があります。
大鵬道場です。

元は大鵬の娘婿だった貴闘力が師匠でした。
今は元十両大龍が師匠です。

北の湖部屋です。
まだ協会葬が終わっていません。
喪中の印でしょうか。普段に無い暖簾が出ています。

北の湖の弟子で部屋付き親方だった巌雄が「山響部屋」として、後継する事が決まっています。
この看板が見られるのもあと僅かです。

この一角は「横綱通り」の縁起の良い名前に誘われたように、多くの相撲部屋があります。
いつもシャッターが閉まっている尾車部屋です。

この度故北の湖理事長の後任人事で副理事長になった、元大関琴風が師匠です。

尾車部屋と同じ通りには高田川部屋があります。
元関脇安芸乃島が師匠です。

いつも玄関を閉じていますが、何となく雰囲気が寂しいです。

錣山部屋です。
元関脇寺尾が師匠の部屋です。
この部屋もいつも玄関を閉じているのですが、街に人通りが無くて寂しいです。

街全体が静かです。
北の湖の喪に服しているように感じます。

この街のほぼ中心に、布袋尊を祀る深川稲荷神社があります。

やはり静かに佇んでいました。

横綱大鵬の名前があります。

1月場所の切符の売れ行きが好調のようです。
この街でも静かに世代が交代して行きます。


コメント (4)
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