無線室

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DJ-X8の電源電圧降下

2009-05-19 16:35:00 | 受信機・アンテナ
 アルインコのDJ-X8に限らず、最近の無線機や受信機は、電源電圧が下がってくると電源をオンオフしてバッテリー交換を知らせてくれます。ところが、これがときにやっかいな存在となるのです。
 というのも、DJ-X8は[FUNC]キーを押しながら電源オンするとリセットがかかるようになっています。そのため、電圧降下時に何かの拍子に[FUNC]キーに触れてしまうと、音量やVFOなどがリセットされてしまうのです。
 さらに、セットモードでメモリー保護機能をオフにすると、メモリーまで消えてしまうことに。メモリー編集ソフトがなかったころ、うっかりメモリー保護機能をオフにしてしまったがばっかりに、電圧降下時に[FUNC]キーに触れてしまったためメモリーがすべて吹っ飛んでしまったことがありました。

 実はこの間も、同じように電圧降下してバッテリー交換を促す「お知らせ」状態に。こうなってしまうと、バッテリーを外す以外には電源オフできません。
 そこで、電源オフしようと鞄の中からDJ-X8を取り出そうとしたら、何かの弾みで[FUNC]キーに触れてしまった模様。画面が今まで聞いていた周波数ではなく、初期設定の145MHzになってしまったのです。
 「まさか!?」と思うも手持ちの予備バッテリーがあるわけではなく、自宅に帰ってバッテリーを交換。おそるおそる電源をオン‥‥すると、設定だけがリセットされて、メモリーは無事でした。仮にメモリーがすべてなくなっても、今ではメモリー編集ソフトでPCから転送できるので楽ですが。

 最近では、メモリー編集ソフト以外でメモリー書き込みはしないので、普段からメモリー保護をオンにしていたのが幸いしました。皆さんも、電圧降下時にはくれぐれも[FUNC]キーに触れてしまわないようご注意ください。

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