共同通信社は、JR在来線の列車無線に関する記事を配信しました。共同通信社に加盟する各新聞社も、同じ記事を掲載しています。
A/BタイプやＤタイプはさておき、JR各社が国鉄時代に整備されたＣタイプは、元はといえば乗務員や近隣駅との連絡に使われる乗務員無線でした。そのため出力は大きくなく、基地局をこまめに設置しないと全区間での安定した通話は望めません。
ただし、そうなると膨大な費用がかかります。赤字ローカル線を多く抱えると、そのあたりのコストが重荷になってしまうのです。
携帯電話を使うにしても、大災害が発生したら通話規制が実施されると連絡が難しくなります。だからこそ、自前の通信回線が必要になるのです。
JR各社は、今後このあたりを改善するでしょう。現に、JR東日本はデジタル無線のＤタイプ導入を推進しています。JR四国も、先の記事のように列車無線を整備すると表明しました。
鉄道の安全な運行には、鉄道無線はなくてはならない存在です。どのように改善していくか、見守っていきましょう。
４千キロ超区間で列車無線が不備 ＪＲ在来線、指令所との通信JR各社の路線網は、都市部から山間部まで広範囲にわたっています。列車無線は、沿線の全区間で安定した通話が求められるのです。ところが、実際には不感地帯が多く、携帯電話に頼っている部分もあります。
駅間を走る列車と運行を管理する指令所の間で鉄道無線の通じないＪＲ在来線の区間が昨年４月時点で４千キロを超え、総延長の２４％に上ることが２８日、共同通信の取材で分かった。各社は主に携帯電話を代用しているが、災害時は一般利用の集中で回線が途絶し、緊急停止などの指令が伝わらない恐れがある。
海沿いの列車が津波にのまれた東日本大震災では、無線による情報が乗客の避難に役立った。全国的に通信手段の多重化は万全とはいえず、今後の大災害を見据えた整備の動きも出ている。
鉄道無線では沿線の基地局を介し、指令所が列車と常にやりとりできる「列車無線」が重要な役割を担う。
A/BタイプやＤタイプはさておき、JR各社が国鉄時代に整備されたＣタイプは、元はといえば乗務員や近隣駅との連絡に使われる乗務員無線でした。そのため出力は大きくなく、基地局をこまめに設置しないと全区間での安定した通話は望めません。
ただし、そうなると膨大な費用がかかります。赤字ローカル線を多く抱えると、そのあたりのコストが重荷になってしまうのです。
携帯電話を使うにしても、大災害が発生したら通話規制が実施されると連絡が難しくなります。だからこそ、自前の通信回線が必要になるのです。
JR各社は、今後このあたりを改善するでしょう。現に、JR東日本はデジタル無線のＤタイプ導入を推進しています。JR四国も、先の記事のように列車無線を整備すると表明しました。
鉄道の安全な運行には、鉄道無線はなくてはならない存在です。どのように改善していくか、見守っていきましょう。
四ツ谷の基地局は謎ですね。
今後の動向に注視したいところです。
四ツ谷─信濃町のLCXは、この区間に八木アンテナを立てても御所トンネル内にLCXを引き込まないといけないことから、LCXで統一させた方が有利と判断されたのでしょう。
片方（随道側）もアンダークロス側もそのままです。
ではなぜアンダークロス側の基地局が工事したてのようになっていたのか？
その理由はよく分かりません。
さて話は変わりますが、快速線がチャンネルを変えた現在となっては信濃町（千駄ヶ谷？）～四ツ谷間のＬＣＸも意味をなさなくなってしまっているように思えるのですが。
情報ありがとうございます。
上野東京ライン関連で、中央快速線の東京─四ツ谷間がD3chに変波しましたが、四ツ谷界隈で不具合でもあったのでしょうか？
おそらく、新基地局はD3ch用かと思われますが‥‥。
以前は随道入口にありましたが、新基地局はちょうど快速線と緩行線がアンダークロスするところに移設するようです。
みたときには根本部分にブルーシートがかけられてました。
ビームは片方向、御茶ノ水方面に向けられていました。
自分も時間を作れるように頑張ります。
最近はなかなか時間が取れず、調査に行けません。
いずれはとは思いますが、いつになることやら‥‥。
こればっかりは自分で確認するしかないですものね。
ＡＲ８２００さんは行かれないんですか？
新前橋―前橋のLCXがオーバーリーチ対策だとすれば、D4chはあり得るかもしれません。
D1chは、将来的に八高北線をデジタル化したときに使う可能性があるので、保留しておくことも考えられます。
もっとも、上野東京ラインのために中央快速線のチャンネルを変更させるくらいなので、何が起こるかわかりません。
もしもその線でいくなら前橋市で４局の局免が出てますが、うちひとつが新前橋にある高崎車両センター構内に設置の基地局になるのは矛盾します。
すなわち、わざわざ新前橋の分まで基地局を増設する必要がないからです。
最初は貧弱な５エレの八木が新前橋と前橋に設置されていたんで気にはなっていたんですが、高架区間なのもあって補完できるのだと考えたのだと思いました。
児童で切り替えられるし、やっぱり５ｃｈですかね。
前に一度話題にでた方ですよね。
時期を同じくして両毛線にのっているので？？？？って感じだったのが気になったんですが、まぁ偶然でしょう。
さて、両毛線の割り当てチャンネルの件、確かにあの辺は立地が良いと言うか閑散としているからなのかやたら飛んじゃってますよね。
私はＤ３ｃｈをそのまま両毛線に持ってきちゃうんじゃないかなとも思ったんですが、どうでしょうか？
今回の記事は、投稿者のペンネームを検索するとおもしろ無線系のサイトがヒットします。
主に神奈川県の周波数情報が掲載されているので、そちら方面在住の方なのでしょう。
本当はもっと早く投稿していたのが、周波数情報コーナーのページ数削減で先送りになってしまったのかもしれません。
そういえば、2chで新潟地区の信越本線がD3chとの書き込みがありましたが、この辺の裏も取りたいですね。
で、両毛線ですが、新前橋で上越線のD3chと、小山で宇都宮線のD2chと接していること、八高線A1chと高崎線D4chが前橋で受信できてしまうことを考えると、消去法でD5chではないかと予想した次第です。
ただ、意外と北藤岡と前橋が近いので、ビームパターンが直角になるとはいえA1chと混信を起こすかもしれませんが‥‥。
前にも書きましたが、以前の記事で両毛線や総武本線がデジタル化されるネタがパクられてるというふうに言及しました。
それが今になってこうしてどなたかが１１月現在の情報をもとに記事が作成されているようです。
両毛線ネタはあの記事をもって終わったと思っていたので・・・
つまり、今現在はどうなっているかわからない状況ということになります。
これは我々の力をもって再度調べ直す必要がありそうですね。
もちろん互いの情報共有のためです。
仮にＤ５ｃｈとして、周囲の状況とはどの辺りを考慮されてらっしゃいますか？
是非ご意見をお聞かせください。
両毛線のリポート、読みました。
やはり基地局からの電波は確認できていないようですね。
周辺の割当からすると、D5chが最有力候補となりそうですが、どうなんでしょうか？
てか今月号は鉄道無線特集のような・・・
私もＡＲ８２００さんも両毛線にしかり、遠方でも可能な限り、新基地局を探したりしています。
『たぶん全駅あるだろう』ではなく、実際に状況を見て回ることも必要かと思います。
仙台地区のデジタル機取り付けは、まだまだといったようですね。
新潟地区の115系が、大宮車両センターに入場しました。
以前は長野車両センターへ入場していたのが、信越本線の三セク化で大宮入場になったようです。
噂ですが、デジタル無線が取り付けられるようです。
仙石東北ラインもあと１か月ですが、試運転はまだなんですね。
「無線切替」の標識がどこにつくのかも要注目でしょう。
本日、踏切通過での見たまま情報です。
空港鉄道乗り入れ用のＥ７２１系(Ｐ５０１編成)と、空港鉄道のＳＡＴ７２１系(ＳＡＴ１０２編成)が連結されて走っていたのを見た所、どちらもデジタル用のサブアンテナ(例の黒いやつです)は取り付けられておりません。
また、屋根上にも変化は有りませんでした。
尚、仙石東北ライン区間(塩釜～高城町)の試運転は未だ始まっていない様です。
館腰と船岡のデジタルマストですが、相変わらずアンテナは建っておりません。
館腰のマストは、仙台方ホーム外れ(上り線側)に有ります。
やはり、首都圏で使われている金色マストではなく、銀色のマストです。
一先ずは、マストを各駅に建てておいて、アンテナ設置はそれからという方法なのでしょう。
車両側も今日見た限りでは、７０１系やＥ７２１系に補助ホイップアンテナが装備された車両は確認しておりません。
仙台地区車両の無線機設置は、現在一割程度(或いはそれ以下)かも知れません。
尚、常磐線については基地局アンテナを確認しておりません。
＞三陸特でデジタル列車無線に出れるわけがない！！
Ｃタイプでしのぐのか、Ｄタイプにするのかはまさに懐事情によるかもしれませんね。
もしかしたら、国が補助金を用意してＤタイプ導入という可能性があるかもしれません。
＞仙石ＣＴＣさん
情報ありがとうございます。
宮城野貨物線にも例のマストが建ちましたか。
あとは、本線とチャンネルが変わるのかどうかですね。
アンテナがまだということは、実際の運用開始はまだまだ先でしょう。
信通関係の小屋は既に設置済みですが、肝心のアンテナは設置されておりません。
これを見ますと、貨物線側もデジタル化になります。
取り敢えずの、見たまま情報でした。
ＪＲ東日本はまだ良い方ですが他の旅客会社の線区は予算の関係などでＤタイプとはいかないまでもＣタイプを整備したりしそうですね。
千葉支社に新車導入が遅れたのは、組合(動労)の関係だと言われております。
房総地区の普通列車車両が１１３系から２１１系、後に２０９系に変わりましたが、これも変わるのにかなり年数が掛かりました。
ただ、２１１系から２０９系に変わったのは僅かな期間でしたが。
どうして千葉に限っては、こんなに組合の力が強いのでしょう？
他の支社はこんな事は無いと思いました。
まるで、昔の国鉄時代そのものです。
＞仙石ＣＴＣさん
久留里線の場合は、組合などの特殊な事情が絡んでいるのかもしれません。
＞三陸特でデジタル列車無線に出れるわけがない！！さん
JR東日本の会社要覧によると、列車無線が未整備、あるいはあっても駅周辺だけという路線が結構あります。
http://www.jreast.co.jp/youran/pdf/2014-2015/jre_youran_group_p43_44.pdf
システムを新しくしている以上、いつまでも衛星電話とは思えないですね。
久留里線は閑散路線とはいえ、只見線や山田線の様な形態とは異なります。
これから、只見線や山田線に新車導入を行うとは考えにくいですね。
５月に仙台支社は、仙石線を始め大規模なダイヤ改正を行います。
その際、石巻線(気仙沼線の前谷地～柳津も？)からキハ４０系が撤退と噂されている為、仙台支社最後のキハ４０系は只見線のみになりそうです。
その様な廃車が近いキハ４０系に、デジタル無線機設置は実に「無意味」な事です。
そうですね、１日数本しかないような路線は、無理にＤタイプにしないでしょう。
首都圏では、久留里線が衛星電話を導入していますが、ここは個人的にはＤタイプになってもおかしくないような気がします。
東がデジタル化対象路線を発表してくれないですかね？
そんな路線に、わざわざＤタイプを付けるとは思えません。
なので、この２路線については現状通り衛星電話になると思われます。
基地局が衛星なので、非常時でも大丈夫でしょう。
閑散路線に、無駄なお金は掛けたく有りませんから。
それに、最悪いつ廃止してもおかしくない路線ですので。