日付が変わって昨日、三才ブックスから3年ぶりに発売された『周波数帳』の最新版『周波数帳2014-2015』。早速、発売日に入手しました。
やはり、注目は『周波数帳』史上最大となったボリューム。前回の『周波数帳2011-2012』は、本文だけで1614ページありました。ところが、今回は1702ページと、単純計算で88ページ増となったのです。
重量は、hamlife.jpによると1720gある模様。旅行などで持ち運ぶには到底困難で、やろうと思えば凶器にもなり得るヘビーさといえます。
表紙は、事前にネット上で公開されていた写真では誤字がありました。「Very Low Frequency」の「VLF」とすべきところが「VHF」となっていたと、ニュースになってしまったのです。こちらは修正されたようですが、実はもう1か所誤字がありました。
それは、「Medium Frequency」が「Mediun Frequency」となっていたのです。編集者が気づかなかったのか修正されなかったようで、このまま発売されてしまいました。
今回の表紙のデザイン、どこかで見たことがあるようなと思った人がいるかもしれません。それもそのはず、『周波数帳』創刊号となる1982年版へのオマージュだったのです。
第1章・ジャンル別周波数リストの扉には、1982年版の表紙が掲載されています。一方、第2章・周波数順リストの扉には、2000年版の表紙を掲載。まるで、『周波数帳』32年間の歴史を振り返るかのようです。どうせなら、過去の全表紙を掲載してもよかったのではと思ってしまいます。
特筆すべきは、付録のCD-ROMの使い勝手が飛躍的に向上したこと。CD-ROMをパソコンに読ませると、検索ソフトをインストールすることになります。
CD-ROMを取り出して検索ソフトを起動させると、4つのボタンが出現。そのうち「周波数検索」をクリックすると、検索画面が現れます。
実際の使い方は、本文やソフト付属の「お読みください.txt」をご覧いただくとして、今回の最大の特徴は、データの全文検索ができるようになったことです。
例えば、キーワードに「NHK」を入力して検索すると、本文の周波数順リストにおける「割当」の項目にある「NHK」を抽出して周波数順に表示されます。また、画面下にはヒット件数も現れるのです。
元になっているデータは本文の周波数順リストのようで、キーワード検索ができるようになって周波数を探し出すことが簡単になりました。ちなみに、キーワードに何も入力しないで検索してみると、抽出する時間はかかるものの、登録されている全データ84427件が表示されます。
はっきり言って、このCD-ROMは感動モノです。スマートフォン用の周波数帳アプリはあってもパソコン用はなかっただけに、重すぎる本を抱えなくても簡単に調べることができるのはうれしいところ。受信趣味を持つ人なら、持っていて損はないでしょう。
やはり、注目は『周波数帳』史上最大となったボリューム。前回の『周波数帳2011-2012』は、本文だけで1614ページありました。ところが、今回は1702ページと、単純計算で88ページ増となったのです。
重量は、hamlife.jpによると1720gある模様。旅行などで持ち運ぶには到底困難で、やろうと思えば凶器にもなり得るヘビーさといえます。
表紙は、事前にネット上で公開されていた写真では誤字がありました。「Very Low Frequency」の「VLF」とすべきところが「VHF」となっていたと、ニュースになってしまったのです。こちらは修正されたようですが、実はもう1か所誤字がありました。
それは、「Medium Frequency」が「Mediun Frequency」となっていたのです。編集者が気づかなかったのか修正されなかったようで、このまま発売されてしまいました。
今回の表紙のデザイン、どこかで見たことがあるようなと思った人がいるかもしれません。それもそのはず、『周波数帳』創刊号となる1982年版へのオマージュだったのです。
第1章・ジャンル別周波数リストの扉には、1982年版の表紙が掲載されています。一方、第2章・周波数順リストの扉には、2000年版の表紙を掲載。まるで、『周波数帳』32年間の歴史を振り返るかのようです。どうせなら、過去の全表紙を掲載してもよかったのではと思ってしまいます。
特筆すべきは、付録のCD-ROMの使い勝手が飛躍的に向上したこと。CD-ROMをパソコンに読ませると、検索ソフトをインストールすることになります。
CD-ROMを取り出して検索ソフトを起動させると、4つのボタンが出現。そのうち「周波数検索」をクリックすると、検索画面が現れます。
実際の使い方は、本文やソフト付属の「お読みください.txt」をご覧いただくとして、今回の最大の特徴は、データの全文検索ができるようになったことです。
例えば、キーワードに「NHK」を入力して検索すると、本文の周波数順リストにおける「割当」の項目にある「NHK」を抽出して周波数順に表示されます。また、画面下にはヒット件数も現れるのです。
元になっているデータは本文の周波数順リストのようで、キーワード検索ができるようになって周波数を探し出すことが簡単になりました。ちなみに、キーワードに何も入力しないで検索してみると、抽出する時間はかかるものの、登録されている全データ84427件が表示されます。
はっきり言って、このCD-ROMは感動モノです。スマートフォン用の周波数帳アプリはあってもパソコン用はなかっただけに、重すぎる本を抱えなくても簡単に調べることができるのはうれしいところ。受信趣味を持つ人なら、持っていて損はないでしょう。
nとm見逃してしまいました。
CD-ROMは前回の反省から機能を飛躍的に向上させています。本誌には掲載していないデータもCD-ROMには入っています。
「周波数帳2014-2015」をよろしくお願いいたします。
またもお越しいただき、ありがとうございます。
無線界注目の1冊として、受信機の傍らに常備させていただいております。
特に、今回はCD-ROMの完成度が高く、2011-2012年版と比べたら雲泥の差といえるかもしれません。
本当にありがとうございます。
「JRのA/Bタイプ列車無線導入路線」で、誤った箇所が有りますね。
既にご存知かとは思いますが、仙台空港アクセス線はJRの路線ではありません。
また、Aタイプ導入区間は「仙台~仙台空港」ではなく「名取~仙台空港」です。(仙台~名取はCタイプ)
確か、この間違いは他の雑誌にも有ったと思いました。
他に、Cタイプ導入路線では左沢線は「非導入」と書かれておりますが、正しくは「北山形CTC」です。
石巻線も、「小牛田」ではなく「子牛田」になっておりますし。
その他「非導入」となっている路線が何ヵ所か有りますが、大抵は「○○CTC」で無線は使われていると思います。
確か、大船渡線は「盛岡輸送指令」でしたね。
津軽線が空欄になっておりますが、ここは海峡線と同じく「函館CTC」の管轄です。
東日本の路線ですが、管理は函館なのです。
ただ、中小国から三厩までは函館の管轄ではない様です。
蟹田にCTCが有った様な?(うろ覚えでごめんなさい)
米坂線も米沢~小国間は米坂CTC(もしかしたらコールサインが違うかも知れません)、小国~坂町は小国CTC管轄です。
今回のCタイプのページ、かなり間違いが多いですね。
非導入路線が多く目立ちます。
どうも東北地区は読者投稿が少ない様に見受けられます。
八戸~青森は未だに東北本線になっておりますし。
この区間が青い森鉄道に移管されてから数年経ちますが、訂正されていないのは残念ですね。
とにかく、鉄道だけでもこれだけ間違いが有ったのには驚かされました。
もし、このコメントを三才ブックス関口様がご覧になられておりましたら、訂正をお願いしたいです。
私が直接編集部へ投稿すれば、早いのかも知れませんが。
AR8200様、長文ですみません。
『周波数帳』は基本的に読者投稿をベースとしているので、新たに投稿がない場合は古いデータのまま掲載されてしまうようです。
従って、修正データを編集部に送ることで次回分には反映されるはずです。
編集担当の関口さんはラジオライフ編集部へ異動になったとのことで、ブログなどを見るにRL本誌の無線担当になられているのではないでしょうか?
周波数情報コーナーに掲載されれば、間違いなく次回の周波数帳には反映されるでしょう。
RLのコーナーでも、「周波数帳の修正」という投稿がしばらく掲載されると思います。
せっかくですので、一度お持ちのデータを編集部にお送りすることをおすすめします。
手始めに、仙台の地下鉄のデジタルVHF無線の周波数を調べなくてはいけません。
いつまでも長波を使っていると思われるのは嫌ですので。
ただ、投稿するとなると情報量が沢山有るので編集部の方も大変かと思われます。
先ずは、分かる範囲を少しずつ投稿するのがベストかも知れないですね。