無線室

無線通信、特に受信に関する考察、実験、感想などを‥‥。

鉄道博物館で列車無線体験へ

2014-11-05 21:07:52 | 鉄道無線
 JR東日本は本日、鉄道博物館のリニューアルを発表しました。それによると、2017年に開館10周年とJR東日本設立30周年を迎えるにあたり、新たに新館を建設し全面リニューアルするというものです。
 特に、新館1階に設置される「『仕事』のステーション」では、鉄道を支える仕事に挑戦してプロフェッショナルになりきることをコンセプトにしています。ニュースリリースの中で、気になる記述を見つけました。
  • きっぷを発券する、運転士と指令員とで列車無線による交信を行う、打音検査で安全な音を聴き分ける、架線の摩耗状態を測定する、新しい車両をデザインするなど、多彩な体験プログラムを実施します。

  •  つまり、列車無線での通告などが体験できるようです。指令所と列車の間で列車無線が使われることだけを展示・解説している博物館が多い中、列車無線を使用しての指示や報告を実体験できる施設は初めてではないかと思われます。
     ただ、実際には電波を飛ばしてのやりとりではなく、あくまで無線回線をシミュレートするのではないでしょうか。また、モニター通告の電文作成・受領体験なども想定されます。

     リニューアルオープンは、2017年秋の予定。3年後ですが、今から楽しみですね。