日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

カエルのへそ、だるまの足。

2016-07-12 21:41:50 | 算数
 今朝の天気予報は雨、しかも、ほぼ一日中雨。
家のあたりは雨は降っていませんでしたが、カッパ、雨靴の完全雨仕様の格好で出勤。

 途中、日が照り、帰る頃には青空が出ていて、天気予報め!と思いながら帰りました。

 家に帰って、窓を全開にし、久しぶりの青空と気持ちの良い風に涼んでいると、急な土砂降り。
風があり、家の中に雨が吹き込んでくるので、大急ぎで窓を閉めてまわりました。

 数分後、再び、晴れ〜窓全開〜大雨〜窓閉め〜晴れ〜〜〜〜〜。
今日は、これを何度繰り返したことか…。

 でも、よい風が吹いていると、エアコンより自然風が好きなのでしょうがないですね。

 遠山啓さんの算数の本を読んでいると、
私が子どものときに算数でつまずいたところのことが、丁寧に書いてあることがあります。

 例えば、かけ算。
かけ算の2×2は、2+2のことですよ、3×4は3+3+3+3のことですよ、と
教えられて、ほう、かけ算わからなかったら、足せばいいのね、と思っていました。

 でも、0×2はどんな足し算にしたらいいのか、
学年があがったときに、整数と分数のかけ算をすると足し算でどうすればいいのかわからないし、
足し算どころか、答えの数は減っていて頭の中は混乱していました。

 そこで、あれやこれやと考えずに、やり方暗記主義でどうにか乗り切ったものでした。

 遠山さんは、かけ算を足し算ですよ、と教えるから混乱すると著書の中で述べておられます。
そして、
1当たりどれだけのものがいくつ分
と考えるといいですよ、と書いています。

 例えば、
「ウサギは1匹当たり2つの耳を持っていますが、その3匹分の耳はいくつ?」として、
 
    2×3

と言う風に意味付けると良いとされています。

 この考え方だと、×1、0×のかけ算も、

  2×1〜ウサギ1匹当たりは耳2つ、その1匹分の耳

と、すんなりかけ算の意味を理解できます。

 ×0の場合は、色々、考えられるそうで、例として載っていたのは、
「カエルは1匹当たりおへそが0個です、その3匹分のへそは、0×3だとか、
「だるまさんには足が0本です、その5つ分の足は、0×5,
などと、ユニークな例が載っていました。

 もしかすると、子どもの頃の私だと、
カエルのへそ、だるまの足についての妄想が始まり、算数どころではなかったかもしれません。

 でも、そういう考え方をを知っていると、
「0を掛けたら0よ!決まりなの!」と怒られたりせずに済んだかもしれません。

 カエルのへその有無に発展、脱線するかもしれませんけどね



コメント
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