日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

10円が10枚で…?

2016-07-07 21:33:03 | 算数
 今日は七夕ですね。

 私の七夕は、いつも旧暦で8月でした。
でも、小さい頃は、どうして7月の七夕と8月の七夕があるかが不思議で、
何度も何度も理由を聞いていたのを覚えています。

 天の川も以前住んでいた種子島では、本当に降ってきそうでした。
あの星空は、この辺りでは見られないですねぇ。

 先日、安曇野プランの算数のあとのおやつの時間、
数種類の駄菓子を100円分買う、ということをしました。

 これは、計算ができる子どもでも、
実際のお金を使うこと、値段の分だけ支払うことが難しい子もいたので、
せっかく、おやつを食べるのだから、と取組んでみました。

 そこで、10円玉を10枚渡して、
「全部でいくらある?」というと、10円玉を数えだしました。
そして、「20円!」と元気に答えてくれました。

 これは、よくある間違いで、
10円の「10」と10枚の「10」に子どもは目を向けていて、
「10+10=20!」と計算しているわけです。

 支援員をしているときにも数字にだけ目を向ける子や
問題文を読んで、何を聞かれているかわからない子たちは、
中学生になってもこういう計算をしていました。

 別の場面では、「10、20、30」と10の塊の棒を数えられていても、
こういう結果になってしまうことがあります。

 こんなときは、子どもが何がわかっていないかを知るチャンスなので、
怒らず、原因を推測して、遊ぶことが大切ですね。

 怒っても解決しないので、
ゆとりって大事ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする