超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

歳時記俳句・冬飾り

2023-11-22 00:03:23 | 自作俳句
寒晴れの山系今日も清々し
杜鵑そっぽを向いて冬咲けり
トタン屋根踏み騒がせて寒鴉

店内はパン泥棒のクリスマス
黄金の鐘を囲みて冬飾り
作文を終えて寒暁居眠りす

それぞれの冬着で歩く町の人
冬の街黙々と切る髪工場
パンの耳齧って歩く毛皮かな

横髪のうつむく姿冬の窓
ストーブに悴んだ手や帰り花
寒林を過ぎて部屋着で素に返る

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