雪肌の手前に霞む山の青
山雀が近くで啼けり町の径
山鳩が啼きて静まり春寒し
薔薇の芽が茎から出づる人の庭
鉱脈に当たった様な実千両
盆栽で春を感じる十五坪
セキレイが尾を振りながら遊歩かな
春寒にローズマリーの薫り立ち
洋館にオリーブの枝冴え返り
没落と曙光の里に風光る
仙境の隅に咲きたる桜桃花
永遠のまた巡り来る草枕
山雀が近くで啼けり町の径
山鳩が啼きて静まり春寒し
薔薇の芽が茎から出づる人の庭
鉱脈に当たった様な実千両
盆栽で春を感じる十五坪
セキレイが尾を振りながら遊歩かな
春寒にローズマリーの薫り立ち
洋館にオリーブの枝冴え返り
没落と曙光の里に風光る
仙境の隅に咲きたる桜桃花
永遠のまた巡り来る草枕