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清水馨八郎先生、黄文雄先生

2008-06-09 11:30:16 | 国際・政治

昨日、日華(台)親善友好慰霊訪問団主催の台湾特別講演会に参加した。
毎年6月上旬に開催されており、今回で4年連続の出席である。
過去3回は、黄文雄先生単独の講演会で、今回は黄文雄先生と清水馨八郎先生のお二方による講演会だった。

黄文雄先生は台湾人で、戦後日本に渡られ、活動の拠点を日本にされている。
もう70歳になられる方で、お生まれ当時は「日本人」だった。
台湾人で戦前生まれの方で、昭和20年以前の期間が長いほど日本人としての教育を受けている。
戦後は台湾は中華民国に接収され、日本語も台湾語も禁止され、中国語(北京語)を強要されたため、中国語しか話せない孫の世代と会話が成立しないケースもあると聞く。
高齢の台湾人は、かつての日本時代を懐かしく感じる方が多く、親日的な方が多い。

清水馨八郎先生の講演は、初めてであった。
大正8年生まれの大学教授で、90歳とは思えないお元気で気合いの入った先生である。
元海軍兵学校の教師とお聞きした。
だじゃれがお好きのようで、「玄界灘が限界」等の名言を連発された。
講演の中で、「あと10年くらい生きそうだ」と言われたが、10年といわず長生きしていただきたい。

両先生のお話の中で、共通点としては、戦後日本の「教育」の誤りを指摘されている点が挙げられる。
かつて無かった犯罪が発生し、ニート等を生み出し、その他信じられない自己中心的な人間を作り上げた大きな原因は、家庭教育と学校教育にあるといえる。
日本の低迷がこれ以上深刻な問題にならないうちに、何とかできないものだろうか。
やっとゆとり教育を見直したり、教育基本法の改正がすすめられるようになったが、遅すぎる感は否めないが何もせず放置するよりマシである。
本当に役立つ教育、「人間」を育てる教育であって欲しい。

ちなみに、ミーハーにも両先生のサインをいただいた(笑)。
黄文雄先生にサインをいただいたのは2回目である(笑)。
日本と台湾との民間交流、さらに盛んになって、次世代へつながっていくことを希望する。


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