個人的に「四字熟語」が大好きだ。
四字熟語は、わずか漢字四文字で、かなり奥深いことを表す。
特に好きな言葉は、「抜山蓋世」と「温故知新」。
抜山蓋世とは、項羽と劉邦の時代の話だが、項羽が「四面楚歌」の状態となったときの漢詩から出てきた言葉だ。
「力、山を抜き、気、世を蓋う」
山を吹っ飛ばすような力を有し、気合いは世の中をおおってしまうほどの状態をいう。
常にこのくらいの気持ちで仕事に取り組みたい。
温故知新は、「故きを温ねて新しきを知る」。
「温ねて」は「たずねて」で、おさらいするような意味だ。
とかく人間は新しいものに目移りしがちだが、実は「故きを温ねる」ことで良い結果につながることが多い。
安藤の四字熟語好きの実例を挙げる。
①休眠中だが、「有限会社温故知新」という会社をもっている。
②安藤社会保険労務士事務所経営理念は、四字熟語8つで構成される。
(顧客利益、知識応用、守秘義務、絶対信頼、変化対応、無駄省略、取捨選択、柔軟発想)
1冊の本を紹介したい。
武沢信行氏の「社長の四字熟語」という本だ(こう書房)。
四字熟語100選の1つ1つについて、経営者としてどう考えるか解説する内容だ。
すべてとはいわないが、かなり興味深い話や参考となる話が多い。
久しぶりに「ヒット」した一冊だ。
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