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言霊

2009-04-09 21:32:45 | うんちく・小ネタ

今日の日経新聞夕刊の記事によると、今の大学生は、勉強に興味がないとのことだ。

「仕事より自分の趣味や自由な時間を大切にすべきだ」と考える割合が74.9%。
「日本は競争が激しい社会だ」と考える割合が79.0%。
「日本は努力が報われる社会だ」と考える割合が42.8%。

この結果を総合的にまとめると、つぎのようになる。

「日本は競争が激しいが、努力は報われない。だから、好きなことを自由にやる方がマシだ」

つまり、競争や努力から逃避し、将来の夢もなく今の瞬間の快楽を求める、というような感じだろうか。
報われない努力はしない、ということだろうが、将来どうするつもりだろうか。

個人的には、「努力」の多くは「無駄な努力」で、そのほとんどが「報われない」と考えている。
しかし、10分の1か、100分の1は必ず報われる。
努力をしなければゼロだが、努力し続ければ結果的に報われる部分がどんどん増えていく。
努力しなければ損だと思うが...

「勉強」という言葉は難しい。
大学生のイメージする「勉強」は、学校での勉強が強烈ではないだろうか。
つまり、特に望んだわけでもないのに、押しつけられる勉強。
「与えられる勉強」
そんな勉強、好きになる方が難しい。

しかし、趣味や自由な時間は大事にしたいわけだから、好きなことを勉強すれば楽しいに違いない。
そして、努力しているつもりでなくても、結果的にそれが努力になる。
仕事を趣味にできればさらに良いが、そうでなくても食べていくためには最低限の誠実さは必要だ。
しかし、食べていくためだけに働くのはつらいから、その仕事を極めることで、楽しく変えていく何かを見つけたい。

同じことをしていても、考え方で表現が変わる。
日本は言霊の国、マイナス的な言葉を発しても、何も良いことはない。
いつも前向きに明るい将来を夢見て日々過ごしたい。
将来の可能性、時間を多く持つ学生世代には、特にそうあって欲しい。


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