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社会保険新規適用届

2010-01-28 21:25:47 | 社会保険労務士

社会保険事務所がなくなり、そのまま年金機構事務所になった。
見た感じとしては名称が変わっただけのように思われそうだが、社会保険手続においては激変だ。

先月まではまだ窓口があったため、通常の社会保険取得届や喪失届等を提出することができた。
しかし、年金機構事務所はこれらを取り扱わないので、原則としてすべて年金機構福岡事務センターへの郵送による届出だけとなった。
ただ、従来から電子申請が可能なので、極力電子申請を活用するようにしている。
やはり郵便事故もこわいし、届いても紛失される可能性もないとはいえない。
電子申請なら、確実に記録を残すことができる。

適用関係の手続で、従来との比較で最も変わったことを実感させる手続が、社会保険新規適用届の手続だ。
社会保険労務士業界では「新適」と略すこの手続き、かなり以前は「新適調査」とも呼ばれる「調査」だったのだ。

振り返ると、新適調査は大変だった。
まず、毎月1日から5日までしか受付がなかった。
この期間を経過すると、翌月にまわされてしまうのだ。
そして、原則として事前予約が必要だった。
書類一式をもっていくと、「社会保険調査官」と面談しながら調査を受けるカタチでの手続進行だった。
無事終了すれば、その月の1日付けで晴れて社会保険制度加入が認められる。

これが数年前激変し、いつでも受け付けられるようになった。
そして、適用課の担当者が「手続」として書類をチェックするようなカタチになった。
添付書類も減った。

そして今月から、すべて郵送となった。

これらは、わずか10年くらいの間での変遷だ。
記憶が不確かだが、5年くらい前まで「新適調査」だったような気もする。
今になって思えば、かなり無駄な時間を強いられたように感じる。


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