25.1.11
桜井神社参拝。
いつ以来だろうか。
かなり久しぶりである。
初代藩主黒田長政が日光東照宮に寄進した筑前大鳥居と同じ可也山の花崗岩が使われている。
ちなみに警固神社の鳥居も同じく可也山の石で、同じく黒田忠之建立だ。
社殿とともに、福岡県重要文化財に指定されている。
拝殿、本殿の奥に、岩戸宮がある。
岩戸宮は、桜井神社創建のきっかけとなる岩戸神窟が祀られている。
ちなみに桜井神社の御祭神は与止妃大明神で、神直日神、大直日神、八十枉津日神の三神。
これも警固神社の警固大明神と同じ三神だ。
その他、島岡大明神を祀っている。
島岡大明神とは、黒田忠之公の神霊だ。
天照大神と豊受大神を合祀している。
こちらも黒田忠之公が伊勢の神宮から勧請した。
学生時代は本当にしょっちゅう来た場所。
当時はまだ夏でも海はきれいで、素潜りでヒラメやカワハギを突いていた。
次に、高祖神社。
第四代藩主黒田綱政公の寄進。
怡土郡の総社で、古くから記録に残っているものの、現在は参拝者も少ないようだ。
高祖神楽が有名で、毎年春と秋に奉納されている。
本殿、拝殿、鳥居が県文化財に指定されている。
しかし、資金難のため目処がたっていないようだ。
歴史ある高祖神社のため、少しでもご協力いただける方がおられると有り難い。