福岡髭爺の今日も絶好調!!

労働法、神社、郷土史、グルメ、他
※記載事項について、一切責任を負いません。

神社めぐりとツワモノ労務士

2009-03-30 23:46:40 | うんちく・小ネタ

相変わらず神社巡りは、仕事以外の生活の中心だ。
3月が終わろうとしているが、今月はついに伊勢神宮参拝も実現した。
外宮も内宮も厳かで素晴らしい。
さすがに参拝客も多かった。
ちなみに、「赤福本店」が内宮の近くにあったが、お客さんでかなりにぎわっていた。
例の事件で、かえって有名になったのかもしれない。

ところで、少し前だが、親しい労務士と一緒に飲んだときのこと。
話題が私の神社巡りになったのだが、何とその労務士は「祝詞」を聞くのにはまっているとのこと!
祝詞のCDをかけながら運転している、ということで、翌日、祝詞を流している様子を電話越しに聞かせてもらった...ツワモノだ!

ところで、私の周囲には意外なほど「神社は好き」という人が多い。
しかし、「祝詞」にはまっている人は初めてだ。

私の自宅には神棚がある。
神棚には、お札がきちんと祀られている(天照大神、靖國神社、さらに地元福岡の神社5社...多すぎ?)。
ちなみに、神棚の周囲は、破魔矢、破魔弓、お札、だるま、祈願証、お守り等がそれぞれ複数飾り立てられている...多分来客は、新興宗教か何かにはまっていると誤解しそうな勢いだ(笑)。
そして、たまには持っている本に載っている祝詞を神前で奏上することはある。
今度祝詞のCDを買おう、と密かに思った。


廣田弘毅

2009-01-06 21:53:14 | うんちく・小ネタ

昨日は、お世話になっている弁護士の先生と飲みに行った。
正月に実家で飲んだが、それ以外では「飲み初め」だ。
その中で、弁護士から「廣田弘毅」の話題が出た。

そうえいば昨年26日、サラリーマン時代(今はなき「日本団体生命保険㈱」)の先輩の会社の忘年会が、昨年最後の忘年会だったが、この際も忘年会主宰者から「廣田弘毅」の話が出された。

本日午前中、昨日の影響からか弊所職員に「廣田弘毅」について語った。

そして本日午後、ご来客から「廣田弘毅」の話題が出た。

なんなのか??
偶然ではあるが、廣田弘毅は私の尊敬する人物の一人である。

廣田弘毅は、麻生首相就任前までは唯一の福岡出身の総理大臣だった。
戦後、東京裁判でA級戦犯として起訴され、唯一文官で死刑宣告されたことで有名。
廣田弘毅の死刑宣告には、裁判官、検察官からの異論も多く、またGHQ統制下の日本国中で署名運動がわき起こったという。

福岡には、廣田弘毅に関するものが身近にある。

まず、天神の旧フタタ裏の細い通りに、「廣田弘毅先生生誕地の碑」がある。

同じく天神のアクロス真向かいの水鏡天満宮の「天満宮」という額は、廣田弘毅が11歳のときの書といわれる(実は17歳のときの書という説が有力)。

大濠公園北側の福岡市美術館の入口には、銅像がある。
つい先日ブログで「誰も感心を持たない」と書いたばかりだ。

廣田弘毅の墓は、あの「扶桑最初禅窟」で有名な博多区の聖福寺にある。
そういえば、昨年12月に廣田弘毅の墓参りに行った際、若い男性が一人、お墓のゴミを拾ったりする奇特な姿があった。

そして廣田弘毅といえば、玄洋社。
玄洋社記念館は残念ながら昨年閉館となったが、舞鶴のNTTdocomoビルの敷地には、「玄洋社跡」の碑が建っている。

赤坂門のマクドナルドの裏の路地には、柔道道場の「明道館」がある。

通常の中学や高校の歴史教科書では、廣田弘毅の名前は出てこないだろう。
今の福岡県民でも、廣田弘毅を知っている人は減少傾向にあるように感じる。
しかし、決して忘れてはならないし、忘れられない大人物だ。

日頃の親子の会話等で、廣田弘毅に限らず日本の先人たちがいかにしてこの国を残してくれたのか、伝えていかなければならない。
また、先人たちが残してくれたこの国を、よりよい国として未来の日本人に残していくよう努める必要がある。


四字熟語

2008-12-17 22:44:29 | うんちく・小ネタ

個人的に「四字熟語」が大好きだ。
四字熟語は、わずか漢字四文字で、かなり奥深いことを表す。
特に好きな言葉は、「抜山蓋世」と「温故知新」。

抜山蓋世とは、項羽と劉邦の時代の話だが、項羽が「四面楚歌」の状態となったときの漢詩から出てきた言葉だ。

「力、山を抜き、気、世を蓋う」
山を吹っ飛ばすような力を有し、気合いは世の中をおおってしまうほどの状態をいう。
常にこのくらいの気持ちで仕事に取り組みたい。

温故知新は、「故きを温ねて新しきを知る」。
「温ねて」は「たずねて」で、おさらいするような意味だ。
とかく人間は新しいものに目移りしがちだが、実は「故きを温ねる」ことで良い結果につながることが多い。

安藤の四字熟語好きの実例を挙げる。

①休眠中だが、「有限会社温故知新」という会社をもっている。

②安藤社会保険労務士事務所経営理念は、四字熟語8つで構成される。
(顧客利益、知識応用、守秘義務、絶対信頼、変化対応、無駄省略、取捨選択、柔軟発想)

1冊の本を紹介したい。
武沢信行氏の「社長の四字熟語」という本だ(こう書房)。
四字熟語100選の1つ1つについて、経営者としてどう考えるか解説する内容だ。
すべてとはいわないが、かなり興味深い話や参考となる話が多い。
久しぶりに「ヒット」した一冊だ。


九州国立博物館

2008-11-19 22:34:36 | うんちく・小ネタ

先日、初めて九州国立博物館に行った。
お目当ては、「国宝天神さま」で、菅原道真に関する第一級史料の見学である。
見学客も結構多かった。

博物館の外観及び展示内容もさることながら、太宰府天満宮と九州国立博物館との移動が便利であることを知った。
西鉄100周年で太宰府往復電車乗車券と博物館入場券をセットで販売したりしているようであるが、電車の方が便利かもしれない(車で行った...)。

菅原道真関係の展示は、その質と量に驚いた。
これだけ集めるのは、実に大変だったことと推測される。
常設展は、期待が大きすぎたせいか、ややがっかりだった。
その後、太宰府天満宮内の宝物殿にも立ち寄った。

太宰府に行ったついでに、歴史マニアとして、九州国立博物館の他に、次の場所も訪問。
①九州歴史資料館
②岩屋城跡
③高橋紹運墓
④太宰府政庁跡
⑤太宰府展示館
⑥筑前国分寺跡
⑦水城跡

やはり、歴史はいい。

この翌日は、近場の散歩をしながら、天神の安国寺と勝立時に立ち寄った。
(実はショッパーズに用事があった・笑)

安国寺は、幕末乙丑の獄のさい、加藤司書とともに切腹を命ぜられた建部武彦と衣非茂記の切腹現場及び墓である。
一般には、「飴買い幽霊の墓」で有名な寺である。
勝立寺は、福岡のヒーロー、明石元二郎の墓がある。
明石元二郎の遺骨は、台湾総督だった関係で台北にて埋葬され、立派な墓が建てられたらしいが、戦後蒋介石に破壊されたらしい。
しかし、明石元二郎は今でも台湾の高齢者の間では親しまれている存在のようである。
福岡で意外と知られていないことが寂しく思える。


就業規則作成マニュアル

2008-09-20 12:35:53 | うんちく・小ネタ

安藤社会保険労務士事務所東京事務所の安藤健一氏と共著で、『徹底解説 就業規則作成マニュアル(財団法人大蔵財務協会)』を執筆した。
昨日の日本経済新聞に広告が載った。

実は、まだ現物を見ていないが・・・

労働契約法の影響か、就業規則への関心が高まっている。
一言で就業規則といっても、その中身は労務に関するほぼすべての分野にわたるもので、さらにそれぞれ奥が深い。
この『徹底解説 就業規則作成マニュアル』が多くの方に少しでも役立つと喜びこの上ない。