心と体を通して見えてきたもの

個人的な生まれ変わりの体験談。心とは?カルマとは?人間の本質や使命とは?
といったことを考えてます。

第3章 光とともに ナンバー1589

2017-07-12 21:11:40 | Weblog
ナンバー1589 2017.07.12 あらゆるものがフラクタル?
『非粒子物理学の世界観は、カバラの創世神話や宇宙観とよく似ている』といいますが、宇宙の創造については、様々な宗教と現代物理学には共通点が多いように私には感じられます。
混沌とした水の中や暗黒の中、あるいは卵から宇宙が始まる話が多いように感じます。
例えばギリシャ神話では混沌(カオス)から、大地(ガイア)、夜(ニュクス)、闇(エレボス)、愛(エロース)、奈落の底(タルタロス)などが生まれ、夜(ニュクス)と闇(エレボス)から光が生まれたといいます。
また旧約聖書によれば、すべてが水に覆われた混沌に対して神が「光よ。あれ」と仰せられると光ができて、光によって昼と夜、大空、陸と海と植物、天体、海と空の動物、陸の動物と人間の順に誕生したといいます。
またヒンドゥー教には様々な経典がありますが、リグ・ヴェーダの宇宙開闢の歌には次のようにあります。
「太初において世界には何も存在せずして、暗黒に覆われたりき。
暗黒の中で、自力で呼吸せしかの唯一物は、熱の力(タパス)によりて出生せり。
思考力の第一の種子なる意欲は、最初にかの唯一物に現ぜり。
彼は最高天にありてこの世界を監視する者なり。」
マヌ法典には、「宇宙は、かつて暗黒らなっていた。
まず、水が生まれ、その中に種子が誕生した。
種子は太陽のように輝く黄金の卵となり、その中に一切の世界の祖父ブラフマンが自ら誕生した。
ブラフマンは黄金の卵の中で一年を過ごした後、卵を二分し、殻の一方で天を、他方で地を造り、中間に中空、八方角(方角)、海を配置した。」とあります。
日本の神話では高天原という大宇宙の無限空間から造化三神が誕生することで、万物の創造が始まります。
この高天原の高は、陽であり、火の炎がまっすく上に燃え上がるさまです。
そして原は、陰であり、水が水平に流れるさまです。
天は、高と原が垂直に交わり、静かに回ることで現れる丸い円を表します。
混沌、闇、水、火あるいは光といったものが、すべての創造神話にでてくるようです。
ナンバー1590につづく
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