東京・ウサギSATELLITES

兎についてきた人だけが迷い込む不思議な衛星

あの日と今日と(東日本大震災余震発生)

2014-07-12 | 日記
早朝、、、緊急地震速報を知らせる警告音で飛び起きました。

そしてほぼ同時にやってきたあの独特のユラユラとした揺れ。。

テレビをつけると震源は東北沖。海に記された×という印は東日本大震災と同じ場所のように見えました(後に東日本大震災の余震だと発表される)。

一呼吸おいて津波に対する避難指示が出ましたが、表示方に変化を感じました。赤いテロップで「すぐ逃げて!」と出たのです。それを見たとき“これだ”と思いました。あの日もこんな表示が出ていたら──...こんな風に有無をいわさず指図されていたら......その尋常ではない感じに人々の避難はもっと進んでいたかもしれません。

今日の地震では最終的に潮位の変動は数十センチですみました。思い起こすとこんな感じだったと思います、、、あの日もこんな感じで終わるはずでした。津波が来ると言われても、床下浸水とか、酷くても床上とかで終わるはずだと。。でも実際は想像を遥かに超え、自然の脅威を思い知らされることになったのです。


私は海辺に住んでるわけではないので、避難行動の大変さはあまりよく分かりません(会社で一度実践を経験し、訓練も行っていますが)。けれど、例えば海辺に行くことがあるとして避難指示が出たら、絶対に過少評価はしまいと決めています。「大きな波が来る!」と思って行動しようと思っています。例え実際の結果がどうであっても。何度でも何度でも。それが忘れてはならないあの日得た教訓だと思うからです。


そして今日余震があったことで改めて終わっていないのだと実感しました。

余震というものは起きたマグニチュードのマイナス1があると言われているそうです。つまり東日本大震災のM9.0からいえばM8.0の余震もあるということ。どれだけ時が流れても、地震とそれに伴う影響を受けるというのは、プレートが重なり合うこの国の背負った悲しい宿命なのですね。
この記事についてブログを書く
« a drop of rain 73 | トップ | 勝ち負けについて色々 »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事