人事を尽くして天命を待つ
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数年前までサッカーとは、ある程度自由に走ってパスを受けてゴールする...どちらかというと偶然に左右されることの多いスポーツだと思っていました。
そんな考えが変わってきたのは海外でプレーする選手が増えてきたからでしょうか...ドキュメンタリー番組などを見てその考えを知り、少し違う角度からサッカーを見られるようになってきました。
それは例えば、一瞬であっても計算された動きが含まれていたり、そうした計算でできたすき間に蹴り込むだったり、引きつけてスペースを空けることだったり...知らなかった動きの存在があるということ。
しかもこれまで端から見てがら空きじゃない?と単純に思っていたものも、実は選手サイドでは空くのを承知で攻撃に向かっていたりして...。
今では、サッカーは瞬時の判断を要する必然性の多いスポーツだと思っています。本当に奥深いです。
勿論個々の身体能力も必要でしょうし偶然もあるでしょう。それに、試合を重ねるごとに一進一退を繰り返すチームの大きな流れもある。
そんなことを素人なりに考えていたら、、、現在の日本代表はどのあたりにいるのだろう?と思いました。本当は強いのか弱いのか......
ただ、もう表面で判断するのはやめたいです。目に見えずとも存在している動き、それを少しでも理解できたらなー...と思います。。
さて今日の言葉ですが、最近抱いている私の気持ちでもあります。今ほどこの言葉が身にしみたことはありません。
現状が辛くてただ呆然と何とかしてほしい...と思い続けてきましたけれど、それでもどうにもならないのなら、やることをやってあとはもう任せるしかないな(何かに...)と。
そして、はたして日本代表の人事は尽くせたのでしょうか...あとは待つのみです。
さあ、もうすぐ日本のワールドカップが始まります。