雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 2019年7月20日(土) 平和行進交流会のビデオ1作成

2019年07月20日 18時55分40秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年7月20日(土) 平和行進交流会のビデオ1作成

 5月30日の原水爆禁止西遠平和行進交流会のビデオ第1回作成。今年の平和行進ビデオとしては第4回。

 今日は小林和江さんの発言。10分58秒。とてもいい発言でした。

  ☆

 京都のアニメスタジオ襲撃は死者34人になった。ひどい。無差別テロだよね、これは。

 尺取り虫さんは、まだバラの葉を食べている。

 今夜は、たぶん曳馬の花火かな。もうじき暗くなる。

 


新・本と映像の森 280 小松左京『結晶星団』1972年

2019年07月19日 14時06分41秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 280 小松左京『結晶星団』1972年

 『小松左京コレクション4 短編小説集Ⅱ』ジャストシステム、1995年、p9~78。

 「外へ出ると、一面の星月夜だった。
 大地は青白い光に照らされて、てらてらと鋼鉄のように光っている。
 トクトクトクトク・・・・・・
 とあちこちの岩陰で、虫が鳴く。」

 悲しいような風景で始まる、この場所は「大宇宙の奇蹟ー“結晶星団”」の14個の恒星系を間近にした惑星だ。

 異星人のすむ惑星に多星人「結晶星団調査隊」が来て、結晶星団への探査機を飛ばそうとしていた。

 探査機には主人公アイのコンピューター・モデル「アイ2」(2019年風にいうと「AI」)が搭載されてる。

 ストーリーは前半は、むしろ現地人の結晶星団伝承と惑星の考古学発掘によって出土した「結晶星団遺跡」をめぐって展開する。

 後半でアイが探査機を無断で飛ばし、結晶星団のなかへ突入するところから、伝承がリアルに立ち上がり・・・・・・。

 小松左京さんのSFものでは「果てしなき流れの果てに」「氷の下の暗い顔」「ゴルギアスの結び目」「神への長い道」と同じタイプの小説だと思う。

 それに主人公の名前も「アイ」だ。「果てしなき流れの果てに」の主人公の一人も「アイ」という。

 1965年に書かれた「果てしなき流れの果てに」の派生ストーリーと言ってもいいくらいだ。

 アーサー・クラークさんの名作『都市と星』の終末に出てくる「狂った精神」のはなしに酷似しているようにも思う。

 これは小松左京さんの方が哲学的にはるかにおもしろい。

 なんせ悪魔(ルシファー)と神、の話だからね。もっとも小松左京さんは神についてはほとんど語らない。小松左京さんが力をこめて語るのは悪魔(ルシファー)についてだ。

 


雨宮日記 2019年7月18日(木) 今日も雨

2019年07月18日 22時56分36秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2019年7月18日(木) 今日も雨

 1日中、断続的に降り続く。

 よく降るので、則子さんにおねがいして溜まった新聞を切り抜く。ほぼ在庫は薄くなった。選挙中は「しんぶん赤旗」も切り抜くところは減る。

 夏になると涼しさの調節がむずかしい。窓を開けたり、扇風機をかけたりするのだが、ボクと則子さんの感覚が違うので、なかなか仲良くできない。

 


新・本と映像の森 279 アニメ映画・細田守監督『未来のミライ』2018年

2019年07月17日 12時58分23秒 | 本と映像の森

 

新・本と映像の森 279 アニメ映画・細田守監督『未来のミライ』2018年

 先週金曜日夜にテレビで放映した。すごくよかった。

 4才の男の子に妹が生まれる。最初はお母さん、お父さんと愛犬も含めたドタバタ劇だが、庭の樹をキイにして愛犬が人の姿をして主人公と遊んだり、妹が未来から女子高生になってやってくる。

 妹は「おひな様を早く片付けないと私がお嫁さんにいきおくれる」と言って、主人公といっしょにおひな様をかたづける。

 クライマックスのひとつは主人公が1人で行く東京駅。明らかに「銀河鉄道の夜」ですね。「遺失物係り」も「車掌」ぽいし。

 クライマックスのもうひとつは過去で出会う若い青年、「ひいじいちゃん」。

 未来から来たミライは家族ではない異質な大人の役割をあまり果たしていないような気がする。

 その役目を過去の「ひいじいちゃん」がしているようだ。

 タイム・トラベルものとして、子どもの成長とからめた傑作。

 


雨宮日記 2019年7月16日(火) 平和行進のビデオを創る

2019年07月16日 22時03分33秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年7月16日(火) 平和行進のビデオを創る

 今年の原水爆禁止平和行進のビデオ第2作と第3作をようやく創る。

 「ピース浜松 市民の平和ブログ」に「原水爆禁止2019平和行進 2  5月29日 浜松昼休み集会(上)」(7分59秒) と「原水爆禁止2019平和行進 3  5月29日 浜松昼休み集会(下)」(13分24秒)をアップ。いくつか修正。

 チャーリー・サンタ・マリアさんの発言、内容も滑舌もいいですね。ボクでも彼女の英語は通訳がなくても少しわかる。

 終わってからパソコン・リテラシーについて盛り上がる。

 参院選もあと5日。

 尺取り虫さんは、まだ蛹にならずバラの葉や花を食べている。

 


新・本と映像の森 278 雇用のヨーコ(日本共産党中央委員会特命PR部「カクサン部」所属)「2019年選挙の歌」

2019年07月15日 11時13分11秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 278 雇用のヨーコ(日本共産党中央委員会特命PR部「カクサン部」所属)「2019年選挙の歌」

 強雨は選挙中でもあるので「雇用のヨーコさん」による動画「YA!YA!YA!野党共闘(2分27秒)」と「WE ARE 共産党!(2分01秒)」を見る。

 「雇用のヨーコさん」は現実の人間ではなくて、動画上のいわばボーカロイドです。

 動画は日本共産党中央委員会のホームページで見れます。

 https://www.youtube.com/watch?v=2quyUwjizHQ

 https://www.youtube.com/watch?v=jD9XIM7C7UM


 ボクはなかなかいいと想う。ただし賛美はしない。とくに「WE ARE 共産党!」。踊りゃいいってもんじゃないでしょう。

 「YA!YA!YA!野党共闘(2分27秒)」のほうが質がいい。テーマがはっきりしている。

 できはそれぞれが自分で確認してください。

 


新・本と映像の森 277 テレビアニメ映画『軌道戦士ガンダムORIRIG前夜 赤い彗星』

2019年07月14日 19時39分20秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 277 テレビアニメ映画『軌道戦士ガンダムORIRIG前夜 赤い彗星』

 1979年から40年間放映され続けているアニメ作品群。ボクは最初の作品をのちにマンガで読んだ。

 ジオン公国軍の「赤い彗星」シャア・アズナブルの悲劇的成長や、彼の妹セイラ・マス、アムロ・レイなどの姿が生き生きと描かれます。

 「1年戦争」の地球で数十億人が死んだ惨劇も。

 直接見て欲しいので、あまり評価はしない。

 NHKテレビで月曜0時ごろから毎週放映。7月29日の第11回放映を前に、3週連続で1~10話を一挙放映。

 < これまでの「本と映像の森」記事 >

 本と映像の森 68 安彦良和『機動戦士ガンダム 1』
 本と映像の森 69 安彦良和『機動戦士ガンダム 2~9』
 新・本と映像の森 86(アニメ4・SF22) 安彦良和『機動戦士ガンダム 1』<68の再論>

 < 以下は再録 >

新・本と映像の森 86 安彦良和『機動戦士ガンダム 1』<「68」の再論>
2017年09月13日 20時50分00秒 | 本と映像の森

 (アニメ4・SF22)

 前に書いたことは、間違ってはいないけど、大事なことが書いてないような気がする。

 それは『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 1』では主要テーマは、戦争から逃れる避難民、とくに少年少女たちのチーム的な団結だろうと思うことだ。

 軍からは、たんなる素人、アマチュアと見なされるだろうが。

 地球への避難行は、おもしろく、それだけでストーリーを作ればよかった。

 それは、その後のストーリーには、たぶんあまり見られない(「ガンダム」をあまり見ないので、憶測です、すみません。)

 以下は、2010年の「本と映像の森68」の再録です。


「本と映像の森68 安彦良和さん『機動戦士ガンダム 1』2010年08月08日 23時51分59秒 | 本と映像の森

安彦良和マンガ『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 1』カドカワコミックス・エース、角川書店、2002年6月1日初版、215ページ、定価560円+消費税

 地球に人類が増えすぎた未来の時代、多くの人が宇宙空間に移り住み、数百個のスペースコロニー(宇宙植民地)に住んでいる時代。

 巨大な円筒を回転させ、人工的な重力を作り出し、その円筒の内側を大地として人々が生活しています。

 宇宙世紀0079(ダブルオーセブンティナイン)、地球からもっとも遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名乗り、地球連邦政府に独立戦争を挑んだ。1ヶ月余りの短期戦だけで双方とも人口の半数を殺し合う戦争となった。

 戦争が膠着状態に入って8ヶ月余りがたった。

 コロニー「サイド7」に、ジオン公国の戦闘艦から射出された戦闘モビールスーツ「ザク」が内部に潜入し、軍事基地ではない「サイド7」内で秘密に開発されていた連邦の新モビールスーツ「ガンダム」を発見し、戦闘と成ってしまう。
 戦闘の被害は、居住部まで及び、「サイド7」全体が破壊の危機に陥り、住民の一部は輸送艦で脱出する。

 偶然、ガンダムの開発者の息子であるアムロ・レイは、父親のコンピューターをハッキングしてガンダムの説明書を盗み見てしまっていた。
 まだ始動前のガンダムがザクに攻撃されているのに遭遇したアムロは、ザクの攻撃で父親の死を目の当たりにして、そのガンダムの操縦席に入り込み、始動させ、2体のザクを破壊してしまう。
 ザクを2体も破壊された、新兵器偵察の任務を背負った「シャー」は、「ザク」で出撃し、アムロのガンダムと戦う。

 それが物語の始まりです。

 それにしてもガンダムの動力は「核融合エンジン」か!
 破壊されたら、何がどうなるのかな?だいじょうぶですか?
 あ、もしかしたら「水素→ヘリウム」の核融合反応なので、飛び散ってもだいじょうぶなのかな?

 アムロの父親のことば「しかしガンダムが量産化されれば戦争は終わるよ。若者達も死ななくてすむ。」というのが人類史上の最大の錯覚なんでしょうね。
 父親のことばには「量産化されれば(敵を殺し尽くして)戦争は終わるよ」という「敵を殺し尽くして」という論理が抜けています。
 それと前提「(ただし敵が同じような、あるいはもっと強力な兵器を開発しなければ)」というのも抜けています。

 いま静岡市に実物の、いや違う「実物大」のガンダムがやってきています。見に行こうかな?こういうのは大好きですから。
 実物大の「鉄人28号」とか。古いですね。
 (むかし「別人28号」と言いました)

 主人公たちについて、また語りたいですね。」

 


雨宮日記 2019年7月12日(金) 事前とうひょうと図書館に行く

2019年07月13日 14時38分53秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年7月12日(金) 事前とうひょうと図書館に行く

 午前9時半、則子さんと2人でタクシーで出かける。浜松市役所まで約1700円、免許証返納カードで100円引き。

 2人で投票をすませる。地方選のときは左手だけで投票用紙が固定できずにど。今回はそのことが伝わっていたのか、係の女性がクリップのついたフォルダーを用意してくれて感激。

 ついでに中区役所の福祉課?で障害者手帳の交付の相談をする。どこのお医者さんがいいかという話。

 車椅子で則子さんに苦労して押してもらって図書館へ行く。ボクは12冊を借りて則子さんに持ってもらう。帰りもタクシーで帰る。

 庭の白いキキョウがきれいに咲いた。


雨宮日記 2019年7月11日(木) ビデオを見る会

2019年07月11日 22時50分58秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 2019年7月11日(木) ビデオを見る会

 平和委員会の「ビデオを見る会」。

 川崎哲さんの講演動画などをやる。核兵器をめぐる情勢が緊迫しているのを感じる。核について考えるいい機会になった。

 それでも疲れた。3階まで階段を登り、また下るのは。

 パソコンのHDDファイル整理をここ数日している。

 「はやぶさ2」の小惑星接地が成功。AIはすごいな。

 


新・本と映像の森 276 H・G・ウェルズ『タイムマシン』光文社古典新訳文庫、2012年

2019年07月09日 21時28分20秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 276 H・G・ウェルズ『タイムマシン』光文社古典新訳文庫、2012年

 池央耿(ひろあき)訳、225ページ、定価本体740円。

 「タイムトラベル」SFの古典というより第1作かな。1895年、29才で発表。

 主人公の「タイム・トラヴェラー」の名前は語られない。

 最初の「1章」「2章」と「12章の後半」と「エピローグ」は語り手としての「私」によって「タイム・トラヴェラー」の出発と帰還が紹介される。

 「タイム・トラヴェラー」は自ら製作したタイムマシンによって未来へ飛ぶ。なぜ、いきなり「80万2000年強」後なのか、その途中経過が何もないのは物語のリアリティを強めるためなのか。

 80万年後の地球は「地上に住む華奢で穏やかなイーロイ人と、地底をねぐらにする獰猛なモーロック人という2種族」が住んでいた。

 文庫裏は「原始的な階級社会」と書いているが、明らかに生物学者ウェルズさんが描いているのは「階級社会」などではなく、肉食動物モーロックが草食動物イーロイを食料として食べている動物社会だ。

 だから、これは「原始的」なのではなく、「人類社会」から「退化」した姿だと思う。

 「タイム・トラヴェラー」はイーロイの出自について考察はしているが、イーロイがモーロックによって家畜化されているとまでは断定していない。

 どうあれ、ゾッとして背筋が寒々してくる。

 こんなペシミズム小説には賛同しかねるが。

 ロンドンの廃墟やイーロイの少女ウィーナは魅力的。

 マッチの火や80万年後の花が小道具として効果的に使われている。

 この小説から、たくさんの傑作タイムトラベルSFが生まれ育っていった。日本だけでも小松左京さんの『地には平和を』『果てしなき流れの果てに』などから、かわぐちかいじさんのマンガ『ジパング』まで。
 
 一度、タイムトラベルSF目録を誰か作っていなかったら、ボクが作ってみよう。

 


雨宮日記 2019年7月8日(月) 9/23ビデオ⑰を創る

2019年07月08日 20時12分21秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年7月8日(月) 9/23ビデオ⑰を創る

 今週の学習会のために「9/23ビデオ⑰」を創った。

 「ピース浜松 市民の平和ブログ サイトB」「サイトA」に「20180923 久保山愛吉氏追悼焼津行動 ⑰ 9・23焼津のつどい 自由発言 橋本さん(静岡県高教組)」(3分08秒)をアップ。

 他の作品も含めて、まあなんとか準備はできたかな。

 


雨宮日記 2019年7月6日(土) 渡辺治さんの講演会を撮影に行く

2019年07月07日 11時47分02秒 | 雨宮日誌


雨宮日記 2019年7月6日(土) 渡辺治さんの講演会を撮影に行く

 1日、ふったりやんだり。

 夜、則子さんと情報センターホールに渡辺治さんの講演会を撮影に行った。大きい三脚とカメラの接続機器を忘れたと思ってしまったので、中ぐらいの「オクトパス三脚」を車椅子の橫にかませて撮影をする。

 途中で「大きい三脚とカメラの接続機器」がポケットに入っているのに気づく。バカですね。途中で変えるのもめんどうなので、そのまま撮影する。

 講演はすごく良くて、研究課題を自分で進展させる参考になった。でも、まだまだ疑問点はいっぱいある。

 


雨宮家のモノ 41 ノリ(糊)ケース

2019年07月05日 20時36分57秒 | 雨宮家の物


雨宮家のモノ 41 ノリ(糊)ケース

 いまボクが愛用しているノリ(糊)のケース。

 世代的に言うと、1代目、いちばん昔のもの。

 2番目はビニールチューブのもの。第3世代はもっと薄く塗れるやつ。

 今は左手だけなので、これがいちばん使いやすい。

 

 


役に立つ豆知識と役に立たない豆知識 (13) 「公示」と「告示」

2019年07月05日 20時31分26秒 | 役に立つ豆知識と役に立たない豆知識


役に立つ豆知識と役に立たない豆知識 (13) 「公示」と「告示」

 参議院選挙が始まりました。「公示」なのか「告示」なのか?

 「公示」は日本国憲法第7条に規定されています。「第七条 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。・・・・・・四、国会議員の総選挙の施行を公示すること。」

 だから衆議院選挙、参議院選挙は「公示」です。

 衆議院・参議院の補欠選挙、自治体の長の選挙、自治体の議員は、該当するの選挙管理委員会が行い、「告示」と呼ばれます「告示」は公職選挙法に規定があります。

役に立たない豆知識でした。