雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 66 進藤榮一「この世界をどう見る 軍事優先で製造業衰退の米国」2017年

2017年05月16日 17時36分50秒 | 本と映像の森
新・本と映像の森 66 進藤榮一「この世界をどう見る 軍事優先で製造業衰退の米国」2017年

『しんぶん赤旗 2017年4月19日』(11)

 基礎的事項として、こういうデータがないと、思考がふらふらするんで、基礎的情報としてかあかげておく。

 これは、いいとか悪いとか、以前の問題であると思う。

 20世紀の始めにレーニンが『帝国主義論』でやったように。

 以下、引用

 「自動車生産比率の変化 1980年 → 2015年、をみる。

 日本      28.7% → 10.2%、
 中国       0.6% → 27.0%、
 インド      0,0% →  4.5%、
 ASEAN+韓国 0.3% →  9,0%、、
 北米      24.4% → 19.8%。
 欧州      29.3% → 20.2%、」
  ( 進藤榮一『アメリカ帝国の終焉』から )

 2番目に「鉄鋼生産比率の変化 1980年 → 2014年

 日本   15.5% →  6.5%、
 中国    5.2% → 50.3%、
 インド   1.3% →  5.5%、
 韓国+台湾 0.5% →  5.7%、
 北米   16.3% →  6.2%、
 欧州   19.8% → 10.4%、」
  ( 進藤榮一『アメリカ帝国の終焉』から )

 「米国は「ものづくり大国」の道を捨て、「カネづくり大国」への道を突き進んでいます。ばくち打ちのように、株などの金融商品を売買する「カジノ金融資本主義国家」になっっています。
 1950年代初頭、全米の企業収益に占める製造業の割合は60%で、金融業は9%えした。2000年代には製造業は5%に転落し、金融業は45%に伸びています。・・・・」

 このようなことがアメリカの変化、トランプ政権の誕生の基礎にある。


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