雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

本と映像の森(第3) 23 宮崎伊織/原作:水野英多/作画『裏世界ピクニック 01』<ガンガンコミックス>、スクウェア・エニックス

2021年05月19日 19時32分42秒 | 本と映像の森
本と映像の森(第3) 23 宮崎伊織/原作:水野英多/作画『裏世界ピクニック 01』<ガンガンコミックス>、スクウェア・エニックス


 2018年8月25日、定価本体600円。


 マンガですが初めて見たのはテレビアニメ。もうひとつ小説もあります。アニメ・マンガ・小説どれも、おもしろいです。


 マンガ第1巻は、主人公が空魚(そらを)・鳥子・小桜の若い女性3人。3人が「裏世界」という異世界に入り込んでしまう「怪奇探検サバイバル」。


 「きさらぎ駅」や「くねくね」「八尺さま」「神隠し」などネットで怪談として知られている存在が出没する危険な裏世界。


 この世界にどこか適応していない主人公たちと裏世界のかかわりと、裏世界の謎が解けるのか。


 いまマンガは6冊、小説は5冊でていますが、小説ではなんとか研究所やら、より設定がSF的になっている。


 「きさらぎ駅(二月駅)」での在沖縄アメリカ海兵隊のエピソードもおもしろい。軍人のかなりは発狂する。


 この「裏世界」は人間を発狂させるのが目的・目標なのか?


 マンガ第1巻で、空魚(そらを)は右目が青くなり、鳥子は左手指が透明化してしまい、「第4種接近遭遇」とされる。


 それが彼女たちを生き延びさせるのか?


 あきらかに、それは「聖痕」だ。「ロンギヌスの槍」がキリストの処刑の血で血塗られているように。「祝福」と「呪い」は紙一重で、プラスとマイナスが違うだけで絶対値は同じ。


 あとはマンガの続刊と小説しだいで、続きは書くかもしれません。


 「ピクニック」というお気楽なタイトルは、主人公たちのうち語り手である空魚(そらを)にとっては「サバイバル探検」なのですが、危険を意識の上ですこしは減らしたいからでしょうか。



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