馬糞風リターンズ

世ノ中ハ何ノヘチマトオモヘドモタダブラリト下ツテモオラレズ

「ベルトダウン」て何?・・・・・

2011年04月04日 | ぼやき
孫正義さんが義援金を寄付されました。
金額の大小ではないのは当然ですが、孫さんの行為は文句なく立派です


当ブログでは何度も登場するリタイヤーした「生きがい探し」のご近所さんが遊びに来てくれました。
話題は当然「東日本大震災」のことから始まりました。

 大層博識なのは以前から紹介していますが、今日は「プレート地震」のメカニズムからの講義が始まりました。
不思議なことにその喋り口がTVの人気者の「池上彰」に似ているのもご愛嬌で、この人は記憶力もモノマネにも非凡な才能があるのだと感心して聞いていました。
「今回の津波」は「想定外」の巨大なもので・・・・・、とのお説です。

神社や古地震学の研究者には比較的有名な神社があります。
今回の地震と津波で壊滅的な被害を被った仙台市若林地区に「波分神社」と云うのがあります。
この神社は「貞観大地震」の直後、津波が「ここまで」きた目印・記憶として建てられた神社です。
 この三陸沖で起こる「巨大地震」は1000年周期とも言われています。
そして「貞観地震」から1142年後の2011年3月11日に東日本大震災が発生しました。
決して「想定外」のことではないのです。
 「想定外」と云う言葉で「誤魔化されない」見識が必要です。

 ご近所さんの話は今度は「福島原発」になりました。
今高15期3年4組の担任は物理の畑田先生でしたが、特に「物理」はドロップアウトした最たる学科で、残念ながら今起こっている事故を理解するだけの知識がありません。
「周期律表」を意味も分からず「水兵のリーベーは僕の船(?)・・・・・」と丸暗記した事や「αー崩壊・βー崩壊」等の単語が断片的に思いだされます。

 「マイクロシーベルト・シベルト」「ベクレル」・・・・などと耳慣れない単位やセシウム・ウラン・プルとニューム・・・、燃料棒・隔壁・圧力容器・原子炉格納容器・復水器・・・・・など全く日頃は耳にしない言葉が飛び交います。
また、スリーマイル島・チェルノブイリ原発事故と我々一般人にしてみれば「どれが本当で」「どれがインチキか」の区別さえつかない世界の話です。

 でもご近所さんは「池上さん」顔負けの「説明上手」で解説してくれます。
ただ1つ気になることがありました。

ご近所さんが仕切に「ベルトダウン」「ベルトダウン」と云うことです。
僕の聞きかじりの生半可な知識では「メルトダウン」だと思うのですが・・・・・

ベルトがダウンすればズボンが落ちると思うのですが・・・・・