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天高しの十月思わざる「帯状疱疹」で苦しむ羽目になりました。元気ハツラツの八十路とうぬぼれていたら、足をすくわれて一遍に健康のおごり、驕慢を叩かれました。
この苦痛の十日間で二歳ほど歳が進んでしまった感があります。老病に苦しむ方々の苦痛の一端を分からせていただきました。
徒然草116段に「友とするにわろき者七つあり。一つには高くやんごとなき人、二つには若き人、三つには病なく身つよき人、四つには酒を好む人、五つには武勇の兵、六つにはそらごとする人、七つには欲深き人。」
病気の方々の苦を察してあげる心持ちが必要なんですね。