8月29日~9月2日まで。
【作・演出】
大野裕明
【出演】
漱石と呼ばれる男&松井フスマ子 他…大井靖彦
漱石を敵視する男&門下生1&父&キャバ嬢1 他…各務立基
漱石が愛した女&門下生2&母 他…松原綾央
漱石の親しい男&門下生3&キャバ嬢2&エリス 他…丸川敬之
漱石に憧れる男&若き日の鴎外&夏目夫人 他…秋葉陽司
二回拝見するはずが、ホント、失礼ながら、期待以上であったので、もう一回追加した。
加納幸和の片腕、大野君の初演出作品。それも、台本もですよ。
「なんか、カワイイ男の子だなぁ~」みたいな好印象の青年。それが大野君の印象でしたが、うむ~~~。恐るべし!脱帽です。
もちろん、この作品はきっと皆さんで、ああでもない、こうでもない、と話し合って、創り上げられた物だとは思うのですが、彼が台本を書いて、加納さんがオッケー出されたわけですからね。
それはそれは凄い事ですよね
その名の通り、夏目漱石に関するお話です。彼の生涯、エピソード、作品、更に同時期の森鴎外や小泉八雲、正岡子規なども絡めた、ある意味「花組の香りがする、でも新しい花組な世界」が繰り広げられてました
なんか、初回に拝見した時、なんだか涙が溢れました。それは、最後のシーンのせつなさもあるのかもしれないんだけど、図々しいのですが、親の気持ちっていうのですか?(親になった事は無いんだけどね)どんどん成長していく花組芝居になんだかジ~~ンと来ちゃったのです
出演人数は5人ですゆえ、皆様、色々なお役をくるくると。
基本的な衣装は、漱石と呼ばれる男は、1000円札で御馴染みのスーツ。
それ以外の皆様は、白いシャツに黒いズボン(敢えて、パンツじゃなくてズボン)。4人の皆さん、それだけだと門下生。
そこから、役が変わるたび、上着着たりとか、袴はいたりとか、道行着たり、スカートはいたり、鬘つけたりとか。。。
素。変化形ですね
セットは、懐かしき『百鬼夜行抄2』のおじいちゃんの書斎にあった本達がメイン。それが、都会のビルになったり、山になったり
良く出来てたと思います。
オープニングのシーンもかっこよかったし
更に、文学少女で、漱石の作品をもっと読んでいたら、もっともっと楽しめたでしょう。今更、後悔。
ま、一つだけ残念だったのは、あの劇場かな?
あの劇場は、妙に横が長く、客席は奥行きが無い。
自由席の二階桟敷で観ると、ほんと計算しつくされた動きがとってもキレイなんだが、残念ながら、一階席の半分から前では、それがわからないんだよね~。
近いだけに、バタバタ感が気になっちゃうんじゃないかなぁ。
次回は、ぜひ!もちょっと広いとこでやりましょう再演だぁ。再演だぁ
大井さん、飄々とした中年男はここまで填まるとは!哀愁も感じられ、なんとも魅力的な漱石でした。彼の女形は、それはそれはキュートで大好きなのだけど、こういったお役もどんどん挑戦していただきたいです
各務さん、声色まで変えての大熱演。久々の女形(?)キャバ嬢は、コワカワユス~でも、鴎外、嫌な奴、とっても憎くてステキでしたしかし、その最後の言葉は、理知的で、たくましくて、ウットリ。さすがでした。
秋葉さん、山形弁(で良いのか?)あまりにネイティブで、時々わからなかったけど、凄くステキな言葉ですね~。あったかくて。あの門下生は、日本人の忘れかけた物を思い出させてくれるような気がして、泣かされちゃいましたです。
松原さん、母、良いのよ。そして、一葉も良いのよ。切ない女とか、薄幸な女本当に似合う女形になってらしたよね失礼ながら、彼は大丈夫なのか?と思ってた時代在り。でも、ある意味、本当に『化け』ました
丸川さん、先輩ばかりに囲まれての舞台。でも、良い味出してたなぁ
特に、女形研修生時代の『百鬼夜行抄2』でのママ見て「好きだ~」と思ったのですが、あのデカさ、ひげ面で、あのしなやかさ。しおらしさ。見習いたい
漱石は落語がお好きだったそうです。なので、開演前にワンコインで楽しめるイベントがあり、落語を鑑賞できたのです。
で、私は原川さん、山下さん、小林さんの落語、楽しませていただきました。
原川さんに至りましては、もうアッパレざます。もう、何回目なのでしょう。
山下さんは、二度目でしょうか?やはり、彼の女形(とは言わないか)は色っぽい。ほれぼれ。
小林大介君(何故かフルネーム)、『中村仲蔵』に挑戦ご本人曰く「初めてなのに、こんなに長い物を選んでしまいまして、あまり喋れないし、いきなり枕無しに入らせていただきます」
・・・
さすがです
色っぽいの~。かっこいいの~。
でも。
・・・
神様からの試練でしょ。
今まで、花組に入ってから飛ぶ鳥を落とす勢いの大介君だったもんねぇ。
・・・
真っ白になっちゃうこと二回。
でもさ。
ちゃんと思い出せたし!基本的には上手かったですよ!さすがでした
逆に、会場のお姉さん達は、クールな印象が強かった大ちゃんに好印象持った人が多かったのでは?
でもね。
そりゃ。
どんな慰めの言葉も、大介君には受け入れられないでしょ
そうですよ。
うん。
リベンジ期待してますよ~
これで終わる小林大介ではありませんからね
7月から始まった『勝手に下北まつり』が終わってしまいました。
芝居が終わってしまったのも(?)もちろん悲しいのですが、連日飲んで食べて語って、楽しかった~。楽日は仕事で行けなかったものの、仲間との打ち上げには参加
ありがとう、ステキな仲間達。
そして、『まつり』は、私に『贅肉』というプレゼントをくれたのだ
さ。再び、入隊よっ
【作・演出】
大野裕明
【出演】
漱石と呼ばれる男&松井フスマ子 他…大井靖彦
漱石を敵視する男&門下生1&父&キャバ嬢1 他…各務立基
漱石が愛した女&門下生2&母 他…松原綾央
漱石の親しい男&門下生3&キャバ嬢2&エリス 他…丸川敬之
漱石に憧れる男&若き日の鴎外&夏目夫人 他…秋葉陽司
二回拝見するはずが、ホント、失礼ながら、期待以上であったので、もう一回追加した。
加納幸和の片腕、大野君の初演出作品。それも、台本もですよ。
「なんか、カワイイ男の子だなぁ~」みたいな好印象の青年。それが大野君の印象でしたが、うむ~~~。恐るべし!脱帽です。
もちろん、この作品はきっと皆さんで、ああでもない、こうでもない、と話し合って、創り上げられた物だとは思うのですが、彼が台本を書いて、加納さんがオッケー出されたわけですからね。
それはそれは凄い事ですよね
その名の通り、夏目漱石に関するお話です。彼の生涯、エピソード、作品、更に同時期の森鴎外や小泉八雲、正岡子規なども絡めた、ある意味「花組の香りがする、でも新しい花組な世界」が繰り広げられてました
なんか、初回に拝見した時、なんだか涙が溢れました。それは、最後のシーンのせつなさもあるのかもしれないんだけど、図々しいのですが、親の気持ちっていうのですか?(親になった事は無いんだけどね)どんどん成長していく花組芝居になんだかジ~~ンと来ちゃったのです
出演人数は5人ですゆえ、皆様、色々なお役をくるくると。
基本的な衣装は、漱石と呼ばれる男は、1000円札で御馴染みのスーツ。
それ以外の皆様は、白いシャツに黒いズボン(敢えて、パンツじゃなくてズボン)。4人の皆さん、それだけだと門下生。
そこから、役が変わるたび、上着着たりとか、袴はいたりとか、道行着たり、スカートはいたり、鬘つけたりとか。。。
素。変化形ですね
セットは、懐かしき『百鬼夜行抄2』のおじいちゃんの書斎にあった本達がメイン。それが、都会のビルになったり、山になったり
良く出来てたと思います。
オープニングのシーンもかっこよかったし
更に、文学少女で、漱石の作品をもっと読んでいたら、もっともっと楽しめたでしょう。今更、後悔。
ま、一つだけ残念だったのは、あの劇場かな?
あの劇場は、妙に横が長く、客席は奥行きが無い。
自由席の二階桟敷で観ると、ほんと計算しつくされた動きがとってもキレイなんだが、残念ながら、一階席の半分から前では、それがわからないんだよね~。
近いだけに、バタバタ感が気になっちゃうんじゃないかなぁ。
次回は、ぜひ!もちょっと広いとこでやりましょう再演だぁ。再演だぁ
大井さん、飄々とした中年男はここまで填まるとは!哀愁も感じられ、なんとも魅力的な漱石でした。彼の女形は、それはそれはキュートで大好きなのだけど、こういったお役もどんどん挑戦していただきたいです
各務さん、声色まで変えての大熱演。久々の女形(?)キャバ嬢は、コワカワユス~でも、鴎外、嫌な奴、とっても憎くてステキでしたしかし、その最後の言葉は、理知的で、たくましくて、ウットリ。さすがでした。
秋葉さん、山形弁(で良いのか?)あまりにネイティブで、時々わからなかったけど、凄くステキな言葉ですね~。あったかくて。あの門下生は、日本人の忘れかけた物を思い出させてくれるような気がして、泣かされちゃいましたです。
松原さん、母、良いのよ。そして、一葉も良いのよ。切ない女とか、薄幸な女本当に似合う女形になってらしたよね失礼ながら、彼は大丈夫なのか?と思ってた時代在り。でも、ある意味、本当に『化け』ました
丸川さん、先輩ばかりに囲まれての舞台。でも、良い味出してたなぁ
特に、女形研修生時代の『百鬼夜行抄2』でのママ見て「好きだ~」と思ったのですが、あのデカさ、ひげ面で、あのしなやかさ。しおらしさ。見習いたい
漱石は落語がお好きだったそうです。なので、開演前にワンコインで楽しめるイベントがあり、落語を鑑賞できたのです。
で、私は原川さん、山下さん、小林さんの落語、楽しませていただきました。
原川さんに至りましては、もうアッパレざます。もう、何回目なのでしょう。
山下さんは、二度目でしょうか?やはり、彼の女形(とは言わないか)は色っぽい。ほれぼれ。
小林大介君(何故かフルネーム)、『中村仲蔵』に挑戦ご本人曰く「初めてなのに、こんなに長い物を選んでしまいまして、あまり喋れないし、いきなり枕無しに入らせていただきます」
・・・
さすがです
色っぽいの~。かっこいいの~。
でも。
・・・
神様からの試練でしょ。
今まで、花組に入ってから飛ぶ鳥を落とす勢いの大介君だったもんねぇ。
・・・
真っ白になっちゃうこと二回。
でもさ。
ちゃんと思い出せたし!基本的には上手かったですよ!さすがでした
逆に、会場のお姉さん達は、クールな印象が強かった大ちゃんに好印象持った人が多かったのでは?
でもね。
そりゃ。
どんな慰めの言葉も、大介君には受け入れられないでしょ
そうですよ。
うん。
リベンジ期待してますよ~
これで終わる小林大介ではありませんからね
7月から始まった『勝手に下北まつり』が終わってしまいました。
芝居が終わってしまったのも(?)もちろん悲しいのですが、連日飲んで食べて語って、楽しかった~。楽日は仕事で行けなかったものの、仲間との打ち上げには参加
ありがとう、ステキな仲間達。
そして、『まつり』は、私に『贅肉』というプレゼントをくれたのだ
さ。再び、入隊よっ
貴女ほどではないけど下北に通った夏って感じしてます。
恐るべし、おーにょさん!!
加納さんの目に適っただけの方ですね~
初めてであれだけのものが創れるなんて!!
彼の書くもの(投稿へのコメントなど)もすごく好きです。
そして謙虚で可愛くて小さいけれどもやる気満々なところがまたいい!
大好きになってしまいました。
「加納幸和がオッケーを出した男」なのですから
今回、初めてお話させて頂いたのですが、本当に謙虚で、誠実そうでステキな方でした
これからが本当に楽しみですよね