『グリーンマイル』
@グローブ座
NEWSの加藤シゲアキくん主演です。
トム ハンクス主演の映画は好きでかなりの本数観ているのだけど、これは拝見していませんでした。
この作品に、愛する花組芝居の加納さんが出られるので借りてこようと思いつつ、こんな私なので観ず。
でも、観なくて正解!
物語のあれやこれやに新鮮な思いで向かう事ができました。
凄い物語ですよね。
胸が痛くて悲しくて。
加納さんは、作、演出家としても勿論超ハイレベルだけど。役者としての素晴らしさを改めて感じた感動の夜でした
中秋の名月に乾杯
その後、映画『The Green Mile』
舞台拝見した時に、映画を観て予習しなくて良かった、というシーンがいくつかありました。
そして、映画版を拝見して、更にその気持ちを強く思いました。
映画には映画の良さが。
トム・ハンクスはさすがだし。その他諸々。映画ならではのリアルさ。
お芝居拝見してて、これが映画だと、耐えられないかも、と思ってドキドキしながらでしたが、うううう。
でも、そこはこうなのか、あそこはそうなのか、という所もあったり。
お芝居にはお芝居の良さがありますよね。
小説にはきっとそれ以上の感動があるのだと思います。
それは、どんな映画、どんな演劇もそうです。
その作者の言葉以上の物は無いのだと思う。
でもね。
先に、舞台を観たから感じるのかもしれないけれど、この作品から、あの舞台を作り上げた瀬戸山美咲さんの感性はとっても好きだと思った。
そして、その作品に加納さんをあのようなお役(二つとも)に抜擢なさったスタッフの皆様、マーバラス!ありがとう!と心から想った
その他の皆様もそれぞれ、良かったなぁ~~。
主演の加藤シゲアキさん
ジャニーズのお力に守られているとはいえ、この難しいお役をスマートに繊細に演じてらっしゃったと思います。
把瑠都さんえ?。まさかの把瑠都さん?と思いましたが。
配役した方にアッパレです!映画版も素晴らしい役者さんでしたが、違う観点からの配役だったと思うのだけど、この舞台初見だと、こんなにぴったいなお役はいない。愛が一杯、哀しさが一杯、あんなに大きいのに守ってあげたくなる哀しい哀しいお役。今後、もしや!!!な予感。
中山祐一朗さん、飄々とした演技があの押しつぶされそうなお芝居に、良いクッションになりつつ、全体を引き締めて。久々に拝見させて頂きましたが、素敵でした。
鍛冶直人さん、怖いよ。怖いよ。でも又拝見したい。ホントはどんな方なのかしら。興味津々。
伊藤俊輔さん、この人、どこで観たんだろう、観たけど、思いだせない、と思った一幕目。幕間にお名前観て「おお!そうだそうだ。ONEOR8の!一時期、毎回拝見していた大好きな劇団。全く違った印象にアッパレ!次回の作品は絶対に拝見させて頂きますね!
永田涼さん、新国立出身との事。さすがの安定感。今後チェックです!
そしてそして、殿下ですよ!!!!
子供の頃の私のヒーローです。恋していた殿下!小野寺昭さん!なんと!オーバー70って!!!
信じられない若々しさ。そして、ダンディーさ!
あ~~。生殿下拝見できるなんて!
演劇の神様に感謝
でもね。
しつこいようですが、加納さんです
ちまちました男、情けない男、演じる事なんて、今まであったかなぁ、でもね。情けなくて、ちっちゃくて、でも哀しくて、愛らしくて!加納幸和ってやっぱり私が想ってた以上に素晴らしい役者だったなぁ~~!としみじみ。
そして、もひとつのお役もね。愛に満ちたお役で!
今回も私のココロを鷲掴み!
あ~~~。お芝居って良いですね~~~