24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

横田めぐみの孝行

2017年11月15日 | 日記
終日、雨が降ったり止んだり。午後3時頃、つかのま青空を見せて日差しあったが、あっという間に雨雲に覆われ暗くなる。私より3歳年下の頭の血管が切れた悪友は、2週間の入院中、どうやら頭蓋骨に穴を開けて、血を取る手術を二度もやったらしい。元気な声で自宅安静中。

「ふくしん会」の会長を長い間やっていたが、醜い老人社会のこの世は、熾烈な生存元気競争社会。互いに、したたかに元気で生き延びる争いをしているというのが、本音だろう。弱いものは見捨てられる。

ところで、非常に複雑で悲しい話だが、中学生の時に拉致された横田めぐみさんは、ある意味で、人の出来ない「親孝行」をしている、と考えられる。あの両親ほど世界的に有名になって、時の総理大臣やアメリカの大統領にまで会っている。不慮の事故や病気、あるいは犯罪、自殺などで中学生の子供を失っている両親は、この世にあまた、存在する。

にもかかわらず、北朝鮮の拉致という国際的な犯罪(ヨーロッパには売春目的の人身売買犯罪組織がはびこっている)のせいで、平和国家日本のおかげで、両親の切実な主張が社会に受け入れられ、夫婦二人に様々な経験をさせてくれている。

それもこれも、拉致された娘の命をかけた「親孝行」だとも解釈できる。

もし、横田めぐみさんが北朝鮮で生きているとしたら、それだけでも「すくい」だが、取り戻すには、戦争、あるいは略奪などの強硬手段以外に手がないことは火を見るより明らかなのだから、彼らが政府やアメリカに「働きかける」ことは「戦争」をして下さい、と言っている風に、私には聞こえる。あの夫婦の悲痛な願いは心から理解できるが、悲しいかな、他人にはそんな風に聞こえるということも理解しておかなきゃいけない。

もっとも、北と戦うことに「反対」じゃないけど。



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