24 黄釈天 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、インフルも0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。

Oldman & 鯖

2024年07月30日 | 気象
2,024年7月30日(火曜日)午前6時35分:[  27c/30c/90%  ]{  pm09:00-am05:30  }  曇りのち雨

今朝は、どんより曇って、西風が吹き抜ける。間もなく、雨になるだろう。7月も終盤の今日は、目の前を走る県道の隣集落区間が日野川堤防の上に新しく作られ、その一部が水門工事の為に極端な蛇行をする仮設道路が作られていたが、今日は、設計通り真っ直ぐに開通する日。

楽しみなのは、県か国か知らないが「明らかな設計ミスではないか?」を思わせる、その短い区間の高低差。10mほどの間に、1.5mほどもあろうかと思える高低差があるので、開通する現場を通過しようとすると、反対車線からいきなり、車が地上に湧いてくる感じの交通になる。

果たして、どんなことになる開通日か、わくわくしている。信じがたい「人為的なミス」など、世界でもわが国でも、連日当たり前の日々。すばらしい!としか、いいようのない県道になりそうだ。

昨日のニュースでは、大安吉日の7月29日、様々な幸運な日が重なるという、何年か何十年に一度だと、宝くじ売り場に長蛇の列。36度になろうかというお江戸の話だ。幸運日だから、サマージャンボの当選者が、100万人に増えるわけではない。確率はいつも通りなのに、列島に住む全員が「幸運日」なのに、自分だけが「幸運」を引き当てるだろう、などと「普通」に考える人々が、大勢いることに、驚くしかない。気持ちはわかるが、脳みそはあるのだろうか?

昨日は丹生神社の杉木立に囲まれた境内で、近隣の自治会長20名以上が集まって、神社宮司の「大祓式」に出席し、神事のあとは、宮司宅で「まかない」を頂いた。神事を調べると、通常、「大祓い」は、半年に一度。年に2度行って、列島に渦巻く下々の人間どもが、知らず知らずのうちに罪を犯したり、汚れた心を神様に祓い清めてもらって、すがすがしい気持ちと身になって、明日からの生活の日々を送る、という節目の日。
白い幕で結界を結ばれた中に、我々は招待され、座っている。写真左外側には、村人が2,30人参列していた。ドドーンと太鼓を鳴らし、3名の神官(女性一人)が、神様の降臨を受けて、めちゃくちゃ暑い中、しかも火を燃やす熱風を受けながら、30分以上に渡る神事を行った。我々は、じっと座って頭を下げているだけ。これで、村を代表して、身を清めて貰ったのだから、実にありがたい。「お前は、余りに汚れているので、清めるのは無理だな」などと神様は言わない。奥山集落の仲のいい自治会長など、わが地区や、見知らぬ隣の清水地区の自治会長も参列。「初めてなので、何も分かりません」などと言っている。「この神社の、ご神体は何ですか?」「アマテラスおおみのかみでっせ、ほら、神棚の真ん中にお札を飾っているでしょ?」「日本の国を作った、大本の神様。その流れが、今の天皇に通じている。」

あれやこれや、多少の知識をひけらかすと、新人の自治会長が古老の私に敬語を使い始める。神事を終えて、ゾロゾロと高い石段を下りながら、仲のいい奥山集落の若い自治会長に「あんたの、1年間の汚れを払うのが大変で、汗が流れたって神様が言うてたぞ」などと、からかう。
周りを歩く新人自治会長も、何となく「おお祓い」の意味を理解するに違いない。
などと、我が身の汚れはアタックでも落ちない古老は、旨い清水町の料理屋の仕出しを堪能して、お昼過ぎに、無事帰宅。何せ、車で5分ほどの距離。すぐ近くだが、地区が違うので、普段は交流がない。

さあ、月末の野暮用が待っているので、蒸し暑い今日も草刈りは一服。もう1週間ほど我慢すれば、梅雨も明けるだろう。朝晩、少し涼しくなってくれるか、湿度が下がってくれることを祈るばかり。