隣集落の神社の境内の古木の桜に始まって、目の前のフェニックス公園西側、山エリア近辺は、駐車場の周り、そして少し小高い丘になったところの通路脇など、至る所に若木の桜が植えてある。そのどれもが、すべて、小さなさくらんぼうの実をつけるから、散歩するより、小枝の黒く熟した小さなさくらんぼうを食べるのに、忙しい。
下から見上げると、手の届かないところにこそ、たくさん、熟した美味しそうな実があるから、実に悔しい気持ちで見送って、次から次と違う桜の木に向かう。
まあ、朝の散歩などというが、歩くより口に運ぶ食べ物を求めている方が、ずっと長い時間を使っている。7時に家を出て、戻ったのは8時。ゆっくり歩いても、20分ほどしかかからない距離だろう。まあ、しかし、食べ出したら欲望が止まらない。アントシアニンで、今朝は黄色いポロシャツにまで、色がついてしまった。
赤い実はだめ。硬いし、渋い。
折り菜をひと株だけ残したら、ご覧の黄色い花。まるで、菜種だ。タネが取れるのかな?