Boshといえば、ドイツの巨大メーカー。そこが販売していた格安の軽量小型電動ドライバー。充電式。随分以前に補助的に買ったのだが、最近、充電しても全くパワーが出ない。内部の充電用のリチウムイオン電池が消耗したのだ。
で、軽量の一体型のプラスティックカバーをこじ開けると、中から出てきたのは、やはりと言うか、案の定、単三電池4つをつなぎあわせた、おなじみの中国製。高々4本の電池だけなら、ダイレクトにつなぐより、薄いケースで交換できるように作った方が早い気がする。
もっとも、そうすると、永久に使い回すので、メーカーは儲からないけれど、まあ、今から15年か、それ以上前の商品だが、誇り高きドイツ機械メーカーでさえも、中国メーカーで作っていると言うわけだ。
そんな状態で、10年、20年と経過すると、物づくり中国はどんどん発展し、人材と技能が育ち、かたや、表箱とマーケティングだけで、美味しいところだけ食べようとする企業と、どっちが国力を育ててきたか、言うまでもない。日本も全く同様。
あっという間に、外が暗くなってきた。1日が、また、終わる。