goo blog サービス終了のお知らせ 

2025黄釈子 Blog 「My Days」by 吉住幸則

元石川銀行出資被害者原告団長の「進化」する老人、どん底人生、日々の戯言。

身の回りの手順

2020年11月24日 | 日記

元気なうちに、階段やトイレに手すりをつけたり、段差を低くしたりするのは、必ず老化する我が身の身体能力の衰えを補って、少しでも人の手を借りずに、自己意思で動けるように考えているからだが、いいか悪いかは不明だ。

私はなるべく、身の回りから「重いもの」は軽いものに切り替えるように心がけている。出来ないものには、台座をつけて台座にローラーをつけておくと、移動に便利だ。石油ストーブや扇風機だって、軽くて小型がいい。出し入れに不自由しない。身の回りには、何だってあるし、動かしたり持ち上げたりする必要のあるものがいっぱい。

自分の筋力の衰えを考えると、簡単で便利な道具さえ必要になる。

ただ、それが進むと、楽だから、逆に筋力の衰えが進む、とも考えられる。バリアフリーの家にしたから安心なのではなくて、意外に元気な老人は家の中、危険だらけ。それを苦労して生活しているので、元気でいる、とも考えられる。バリアフリーは車椅子生活になって、値打ちがある、という面も有り得る。

便利な世の中になればなるほど、それが当たり前で育つ子供たちが「やわ」になるのは、極めて簡単な算数に他ならない。

その意味では、簡単な手順を、逆に複雑にして、一手間もふた手間もかけて日常を過ごす方が、脳細胞は衰えずに済むのかもしれない、というのが、最近の私の命題だ。

いや、簡単な話なんだ。5枚の皿を拭く時、一枚拭いて棚に運び、を5回繰り返す。普通、5枚拭き終えて、重ねて一度に棚に戻すだろう? 面倒臭いし時間がかかるから、より合理的な方法を選ぶ。で、老人に時短は必要ないし、同じ動作を繰り返すことで、作業は確実で、しかも軽い運動にもなる。違う?


光るセンス

2020年11月24日 | 気象

2020年11月24日(火曜日):[  5c/16c/10%  68K81F ]{ gut515 } 晴れ

つくづく、クリントイーストウッドは天才的な名監督で名優だと思うなあ。昨夜は9時からNHKのBSとテレビ朝日のBSと見たい番組が重なった。私のIRIEの安物液晶テレビを、これまた外付けのハードディスクで録画する方法では、録画中の番組しか見られない。

BSを録画しながら、地上波放送を見ることならできるし、その逆もできる。しかし、同じBSの別の番組を見ることは出来ない。もちろん、受信装置内蔵の録画装置ならお安い御用なのだから、普通の「番組録画」したいと思って装置を買っている人は心配ないし、高額な録画内蔵テレビなら、余計な心配はしなくていい。

まあ、話は脇に逸れてしまったが、90歳の麻薬の運び屋の映画は面白かった。実によかった。西部劇で、ダーティハリーで、あれほど若かったクリントイーストウッドもヨレヨレの腰の曲がった90歳になってしまったのだ。それが、実にいい味を出して、主役を演じているのだから、同じ監督でもセガールとは雲泥の差だ。セガールに映画を作る才能はない。

で、全く話を戻すと、京都花背の美山荘の女将の床飾りのセンスには「参った!」としか言いようがなかった。あの虫に喰われて、葉脈だけになってしまった山草は見事。青竹に椿の枝を挿すのも見事。

そして、刺激を受けたのは、「松竹梅」を質素な玄関の門松に仕立てる花背神社の神主になったじーちゃん。自分で編んだしめ縄も良かったが、あの門松は発想が見事。100点だ。真似しなきゃ、と思った。今年は応用編を作ってみるかな?