松浦の殿様（妻はくのいち）の役者、田中みんの話を、この間書いたけれど、その中で、火鉢にかざした左手のちょっとした動きで、相手との会話の中で、一瞬の殺意を含んだ緊張と、ふっとそれを緩める仕草の表現がある。7話のうちの3話だったか、4話だったか。
それを映像で捉えるディレクターも立派だが、演じきれる田中民も、実に素晴らしい！
食堂には、青梅が日に日に熟して色が黄色に変わり、実にいい香りが漂っている。写真で大体1キロ。すでに、1キロは私が透明で濃厚な梅ジュースにして、1リッターほどの瓶に移してある。写真1キロは私の追加の梅ジュースようだが、ワイフはすでに2キロを先に広げて、程よい色に変化したところで、梅干しにするべく、別に移して、段取りしている。
梅が健康と元気の素だと信じよう。目下、ちびりちびりと毎日塩練りウニを食べているので、考えると私ほど、塩分を大量に摂取している者は少ない。西洋医学や栄養学では「塩分取りすぎ」＝「高血圧」＝「脳卒中」という成人病図式を信じていることは百も承知しているが、わたしゃ、元祖岩塩で人間はできている、などという狂信者だから、特に夏場は塩煉ウニと塩を振ったスライストマトでご飯を食べれば、大満足。それに、塩分の塊のような米糠イワシとかへしこに漬物とかあれば、100点。大体において、西洋の栄養学ほど信用できないものはない、と思っている。
まあ、それは別にして、玄関正面にレクサスの最高級SUVを朝の早くから停めて、昨年までは芦原ゴルフ場を主のように我が物顔で遊んでいた同級生の金持ち友人が、つい年末でも「あそぼ」とメイルが来ていたのだが、コロナ騒動であまりに静かだから、どうしたのかと思ったら、「坐骨神経痛」で家の中でも杖をついて歩くのがやっと。そろそろ、治ったのかと昨日メイルしたら、医者の判断次第で手術するかも知れず、そうなると、あれやこれやで、再びゴルフができる日は、年末か、来年らしい。今は、痛みに耐えて、安楽椅子に寝ている毎日とか。
安楽椅子で安楽死？ この年になると、ある日突然、昨日とは違う世界に足を突っ込んでも不思議ではなくなるのだ。「健康が、一番やなあ」などとメイルに書いてきた。
いつもの散歩コース近辺をツブサに観察してきたが、1平米も、大雨による「被害」らしき場所は見当たらない。12万坪の公園の大雨のための一時貯水目的で設計された、窪地の野球グランドさえ、水が溜まった気配がない。
かろうじて、我が集落の水門の向こうに、田んぼの土台の崩れた場所を発見したのみ。これは、日野川の内部、河川域。堤防と堤防に挟まれた、特に曲がりくねった広い場所の一部を日野川が流れているが、河川内の広大な場所を利用して、川向こうの農家が水田を耕作している。新しくできたフェニックス大橋を超えて、こちら側の堤防から河川敷に入って稲作をしている。
その一部に水門から出た、我が地域を流れる日野川支流の流れが激しかったのか、ぶつかって、曲がるときに、その土の一部を削り取ったのだろう。あくまでも、日野川の内部事情でしかない。
我が集落では、先生宅のブロック塀の一部に道路側から泥水が流れて、その痕跡を残しているのみ。
その支流も、今朝はご覧の通り、水嵩は少ない。
2020年6月15日（月曜日）：By Yahoo [ 21c/29c/30% 69K58F ]{gut0500} 曇りのち晴れ
お天気は回復傾向で、今朝は東の空がどんより曇っているが、西空は意外に明るい。ただ、時折、まだ、強い風が吹く。まあ、それにしても、昨日の夕方の2時間ほどの土砂降り騒ぎは、びっくり。
1時間ならまだしも、2時間で100ミリ程度の雨が降ったところで、地区1100世帯、3200人ほどに「避難勧告」が出るとは恐れ入った。それも、福井市で唯一。勘弁しろよ、ボケナス！と言いたいところだが、現代は何が起きるかわからない。6万年の歴史を持ち出しても「じじい、見てきたのか？」と言われると「ああ、半分は見てきた」としか答えられない。
まあ、その避難勧告も土砂降りが終わった頃だから、私はカチンと来るのだし、雨雲レーダーを見れば、強烈な雨雲が去りつつあるのは、誰が見ても明らか。そんな時点で「避難勧告」出して、どーしよっていうんだ、と役に立たない「役所タイミング」にイラつく。プロがいないし、育たない組織は、まあ、何か起きた後に、頑張って事後処理するしかあるまい。予告は高度な世界。
まあ、とにかくすぐに解除になったから、谷川の氾濫など、村や個人レベルでの被害はあっても、大きな被害はなかったようだ。というわけで、疲れてぐっすり眠ったし、今朝は涼しくて気持ちがいいし、もうすぐ朝の散歩タイム。