24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

故郷ビジョン

2020年06月20日 | 日記

水田面積が2町ほどしかない弱小な10戸集落の我が町は、北側の背後に小山を抱えて陽当たり良好で、6万年前から縄文人が住んでいた災害の少ない土地だと言えども、目の前に日野川とその支流に行手を遮られた、狭い山裾の傾斜地に過ぎない。

こんなところを2度も、耕地整理して水田耕作をしようと考えた昔の村人に「知恵」が足りなかったのは言うまでもない。基本的に面積が狭すぎる。最初の耕地整理は、日野川の浚渫(しゅんせつ)、川底の泥揚げを利用した。当時の建設省の提案に「渡りに船」と飛びついたに違いない。

河川敷の土や川底の土は栄養価に富んでいる。日野川に浮かべた四角い浚渫船からのびたパイプが集落の田んぼに泥水を吐き出していたのを覚えている。その耕地整理に飽き足らず、近年2度目の整備をした。バブリーな世の中になる頃か、一歩手前の頃。列島改造か、田んぼの整備がブームだった。福井市では最後に残された場所とまで言われたが、水田耕作には絶対的に水が必要になる。

その水に恵まれた場所ではない狭い傾斜地を目の前の日野川から水を組み上げて、田んぼに利用しようというのだから、必ず、無理がくる。むしろ、稲作より、果樹栽培などへ切り替えた方が遥かに自然に適している、と私は主張している。補助金目当ての稲作時代が長く続いたので、それに慣れてしまったが、農業行政はぐっと切り替わってきた。米の消費量はぐんと減り、金が出なくなったのだ。

米を作るのは赤字で、作るより、買う方が安くなる、といった小規模稲作農家は、もはや、後継者不足と高齢化で、ほぼ腐乱した死体同然。今では、ウジが湧いている。それでも、脳にウジが湧いているのだから、自覚がない。

困ったもんだ、という私は「無資格」だし「無責任」な立場。「無自覚」と変わらないから、まあ、「楽しく」「観察」するばかり。

あ、10時に約束があった。ちょっと、出かけなきゃ。


雨が残る

2020年06月20日 | 気象

2020年6月20日(土曜日):By Yahoo [  19c/25c/10%  69K78F ]{ Gut0545 } 曇りのち晴れ

明け方は、まだ小雨が降る暗い朝。しかし、次第に明るくなる気配がある。今日から県外への移動も自由になる。今のところ出かける予定はないが、今夜は清八会。予定通りのはずだが、幹事が電話に捕まらない。コロナ自粛で(飲み過ぎ、食い過ぎ)体調不良を起こして「入院」、そして、あっという間に「重篤」や「危篤」などとなったとしても、古希を越えれば、それほど不思議な年齢ではない。

昨日、真新しいスズキの軽トラックを見せに来た奥の集落の独り暮らしの後輩が、身内で24歳の女の子が脳内の血管が切れて死んで、大変だったという。それに比べれば、3倍長生きだし、幹事の家によく遊びに来ていた同級生の国島は、確かトラック事故で20代のはじめに死んだ。

あんなに早く人生を終えた高校の同級生もいるのだから、70まで生きれば、もうほとんど世間では「洋梨(ピーア)」。あとは、こっちが勝手に、世間や近所や家族に「ご迷惑」をおかけしてでも「生きちゃる」という、まあ、ガラクタ世代。

清八会幹事が生きていることを祈って、アーメン。

さあ、時計は7時を回った。昨夜の「サバイバルゴルフ」の録画でも見よう。昨夜は、ついつい、眠い目をこすりながら、地デジの「さんまのまんま」特番を見てしまって、頭痛がする。