銀屋根

西に傾きかかった陽射しが明るいので、目の前のフェニックス球場の屋根が輝いている。駐車場に車が集まっているので、何か試合をしているのだろう。だけどスピーカーは静か。

お昼前に少し買い物に出たが、走る車にスピード感がある。道足を考えたら、ついこの間の雪が嘘のようで、雪のない状態が当たり前のように活動している。こんな感慨にふけっているのは、老人だけかもしれない。

窓の外を眺めると、飛び出したくなるほど明るい陽射しだが、もうすぐ4時。5時まで1時間しかない。掃除をして開けっ放しておいた老人部屋のコタツや寝間の布団の段取りから、夕食の準備が待っている。

ネギ鍋

スーパーでも売っているけれど、昨日の佐野温泉の売店に、太いネギが売っていたので、つい買って来た。冬の鍋用のネギ。で、使うことがないから、これだけ煮込むネギ鍋にしよう。

鳥のササミ肉を薄く切って、加え、えのきも加えてしまった。なるべく単純にしたいから、豆腐も入れたいところで、我慢。ネギを美味しく味わわなきゃ。

緑の雑草

By Yahoo : [0c/10c/0% 81P67K ] 晴れ

快晴の朝、陽射しが眩しい。しかし、風がめちゃくちゃ寒い！また、厚手のセーターや防寒具さえ着たくなるほど、風が冷たい。太平洋と大陸の空気が、これほどまで差があるのを顔肌で感じる。

紙パンツを交換しなさい、といい聞かせる母親はズブズブに濡れたまま、下着まで濡らしていても素知らぬ顔。それだけワイフに任せて履き替えさせると、ワイフはバタバタと騒ぎ立てて、出かけて行った。親父の着替えを指図と手伝って、9時には玄関先に連れて行く。

日々、自己判断能力が衰えている。刺激を与えないと動かない。脳が原生生物に似て来ているのだろう。
ネギ鍋の味をみながら、こっちだって日々変化しているに違いないと思う。

目の前の田んぼが、あっという間に雑草で緑色に変わって来ている。つい先週は真っ白だったのに！