少し前の話になります。
いつもの様にラジコンの情報収集の為にネットを巡回していました。
で、いつも参考にさせて頂いているブログをみたのですが、
これだっ!!
(・∀・)
ソノテガアッタカ!
と言う内容がありました。
ノーマルデフのオイル封入式化です。
( いつも参考にしているブログはこちら。)
TT-02を長く走らせていると一度は考えるノーマルデフのオイル封入化です。
もちろん、今までに何度か試した事はあるのですが、採用にまでは至っていません。
しかし、前回のノーマルデフの検証の為に用意したスペアパーツもあり、かなり在庫がダブついています。
そこでパーツの消費も兼ねて、再度ノーマルデフのオイル封入化に挑戦していきます。
先ずはデフ内部の大きい方のベベルギヤの裏面の突起を切り離します。
切り離したら裏面の面取りしておきます。
この状態を2個作っておきます。
切り離した部分をOリングの押さえのスペーサーとして加工します。
使うOリングに合わせてスペーサーの厚さを削って調整します。
今回はタミヤの青色のOリングに合わせるので、1.0ミリの厚さにしていきます。
部品が準備できたら仮組をします。
デフのジョイントカップを入れたらOリングを取り付けます。
次に、先ほど加工したスペーサーを取り付けます。
追加部品として5×12ミリのシムを入れます。
このシムは他のタミヤ製シャーシのオイル封入式デフに使われているシムですね。
シムを間に入れる事で、デフ作動時の内圧をOリングに伝わる事を抑えオイル漏れを防ぎます。
シムを取り付けた時点でシムが浮く様ならばスペーサーを削って調整します。
逆にシムの押さえが足りない様ならばスペーサーの間にシムを足しましょう。
大きい方のベベルギヤを取り付けます。
これでリングギヤ側の組付けは出来ました。
デフケース側も同様に組み立てていきます。
仮組が出来ました。
少し手回しをして作動を確認します。
動かした時に部分的に重たいところが無いか確認します。
問題が無ければ一度バラして本番の組み立てをします。
最初に、忘れない様にベアリングを取り付けておきます。
後でもカップを取り外してベアリングは取り付け可能ですが、先に取り付けた方が良いですね。
リングギヤとデフケースの間のパッキンにはマスキングシートを使っています。
シート自体は薄いので、ほとんどリングギヤのクリアランス調整は出来ません。
調整できないのでデフケースの面取りもしない方がいいかもしれません。
ネジを1回締め込んだら再利用は出来ない感じです。
組み立て自体は通常のオイル封入式と同様に丁寧に組み立てていきます。
組み立てが出来たらデフを動かしてオイル漏れがない事を確認します。
最後にデフの回転チェックをします。
ここでリングギヤのブレが発生する場合はバラして原因を調べます。
デフオイルに関してはフロント側のデフなので、30万番を2グラム入れています。
デフの重さは26グラムです。
比較としてXV-02用のデフは30グラムです。
オイルが硬い事もあり、作動させた感触もあまり差はない感じです。
デフをシャーシに搭載しました。
走行時にデフのジョイントカップが外れない様にウレタンスポンジを入れておきます。
ユニバーサルシャフトが必要以上にウレタンスポンジを押さない様に、必要に応じてスポンジをカットします。
とりあえずは組み立てた後も、しばらくしてオイル漏れは無いみたいですね。
この状態で走行させて耐久性などの状態を見て行きたいと思います。
(*´∀`)
ドウナルカナー?