前回に引き続き、TT-02のセッティング変更をしてからTA08との比較をしていきます。
(・∀・)
ヤルヨー。
前回はリバウンドの調整を行い、低速でのマシンの動きを良くしていきました。
低速での反応は良くなったので、次に気になる中速域でのアンダーステアの対策をしていきます。
中速コーナーの入り口は問題無いのですが、コーナー中盤以降のアンダーステアが気になります。
シャフトドライブ + リヤモーターのせいでフロント側に荷重が掛かり難いと思われます。
また、キャスター角も少なくキャンバー角も調整できないので、アライメントの調整では対応できません。
ダンパーの取り付け位置を内側 → 外側に変更する事で少しは良くなったのですが、解決までには至りません。
と言う訳で、最後の手段として「ウエイト」を取り付けます。
バンパー部分にミニ四駆のウエイトを加工して取り付けようと思ったのですが面倒くさいので、とりあえず簡単な方法はないかと考えたところ、
ボディポストにベアリングを差し込んでみました。
(・∀・)
コレナラカンタンデス。
このベアリングはTT-02のデフ部分のベアリングで、簡単に重さの調節ができます。
もちろんタミヤ主催のレースではベアリングはNGだと思うのですが、ウエイトの取り付けは大丈夫なはずなので、とりあえずベアリングで調整していきます。
その結果、
良く曲がる様になりました。
(*´∀`)
イイゾー。
コーナー中盤以降のアンダーステアも抑えられて良い感じです。
で、ふと「TA08にウエイトを載せたらどうなる?」と思ったのでやってみたのですが、
スゴイ曲がります。
(;´Д`)
ヨクマガリマス。
これでTT-02の再セッティングが完了したので、TA08と比較していきます。
先ず「加速」についての比較ですが、TT-02はシャフト車らしい加速と速度の伸びを見る事ができます。
しかし、かなり車重の軽いTA08がそれ以上の加速を見せてくれます。
シャーシ重量の差が大きすぎて、その差を埋めようがありません。
これはレギュレーションから「最低重量」を無くしたタミヤの失敗かもしれません。
次にコーナリングです。
中速と高速コーナーはTT-02は安定したマシンの動きで楽に操縦できます。
TA08の方は丁寧な操作が必要ですが、小さく早く曲がる事ができます。
特に差が出るのは、ストレートからのブレーキングで小さく曲が場面なのですが、
TT-02は安定した動きでこの立ち上がりの位置なのですが、
速度的には同じ感じなのですが、TA08の方が明らかに小さく曲がっています。
同じ速度だとTT-02ではTA08と同じラインが通れません。
ここら辺がTT-02 ノーマル足の限界かもしれません。
今回のTT-02とTA08の比較の感想として、
・ TA08の方が速いけれど、のんびりとした速度でロールさせて走るTT-02は楽しい。
・ TA08は丁寧な操作が必要だが、TT-02は弱アンダーでコントロールが楽です。
・ TT-02は駆動系がカバーされているので「石噛み」等のトラブルが少ない。
・ TT-02はメンテナンスが簡単で、破損時も修理が早くてパーツも安い。
・ TA08はセッティング個所が多く、変更が分かりやすいのでセッティングが面白い。
・ どちらのマシンもオプションパーツが多くてパーツの選択が楽しい。
と言った感じで、マシンのキャラクターの違いが出てきたのですが、
どちらも良いマシンです。
(*´∀`)
ダヨナー。
みなさんも、いろいろなマシンを走り比べてみて下さいね。