10月16日から18日まで経済委員会の行政視察で
富山県へ行って参りました。
16日は小松市にある「ひととものづくり科学館」
17日は高岡市にある(株)能作と高岡市議会。
18日は富山市。
16日の「ひととものづくり科学館」は小松市を代表する製造業、
情報産業、JAXA、大学が関わり、作り上げた小松市直営の施設です。
企業の最先端技術を見て、触れて、そうです。体験することができる。
子ども達は勿論、市内の老人クラブの皆さんも訪れてマジックショーや
3Dのプラネタリウム等々を見学し、楽しむそうです。勿論、プログラミング教育の
為の部屋もしっかりと準備されていました。
科学を楽しみながら学ぶことができる素晴らしい施設。
ジャイロ効果を体験してみました!
18日は(株)能作へ。
ここでは「企業が進める産業観光振興」について学んできました。
創業102年を迎える(株)能作。
富山を代表する鋳物メーカーです。
仏具、茶道具、花器を主力商品として製造してきたのですが、
時代の流れと共に、需要が低迷。
2000年から「あらたなものづくり」に挑戦を始めました。
錫の風鈴が大ヒット!!
(株)能作の錫は純度100%。
各種テーブルウエア、アクセサリー商品が幅広い層から支持を
受け、現在は国内主要都市は勿論、海外にも販路を拡げています。
20014年に高岡オフイスパークに本社、新工場を移転し、
産業観光部を設置し、産業観光の取組みを始めました。
「ものをつくるだけではなく、<こと>と<こころ>を伝える」を
モットーに。
工場見学のみならず、カフェ(能作の器をつかい、富山地元食材を使った料理を提供)
、ショップ(能作本社でしか買えない限定品は勿論、富山の老舗菓子店とコラボした
商品などなど)、鋳物体験(つくったものをその日に持ち帰ることが
できることが魅力。夏休みは子ども達で溢れかえるそうです)、富山の観光案内スポットを併設。
昨年は10万人の来訪者があったそうです。
SNSをつかった広報活動もありますが、口コミによるものが
多いということ。
「能作にまた行ってみたい、富山にまた行こう」という方が
多いことを、視察中で、実感しました。
工場見学だけでは、観光消費は伸びませんが、自社製品と共に富山をPRし、
ショップやカフェでお金が落ちる。。。。
産業観光のサイクルがうまくまわっていることを体感しました。
説明を担当してくださったのは5代目の能生千春さん!
ありがとうございました。
最終日は富山市へ。
コンパクトな街づくりについて、担当部の方からいろいろとうかがいました。
公共交通がうまく機能していること、
遠方にお住まいの高齢者を、駅前に引き出す様々な仕掛け。
若い世代の市外転出を防ぐための施策には驚きました。
産業観光施策は「ものづくり」のまちである羽村市でも取り組める施策だと
考えましたし、公共交通の在り方もとっても参考になりました。
企業と行政がお互いの強みを活かした様々な取組みを
今後の活動に活かしていきたいと思います。
富山県へ行って参りました。
16日は小松市にある「ひととものづくり科学館」
17日は高岡市にある(株)能作と高岡市議会。
18日は富山市。
16日の「ひととものづくり科学館」は小松市を代表する製造業、
情報産業、JAXA、大学が関わり、作り上げた小松市直営の施設です。
企業の最先端技術を見て、触れて、そうです。体験することができる。
子ども達は勿論、市内の老人クラブの皆さんも訪れてマジックショーや
3Dのプラネタリウム等々を見学し、楽しむそうです。勿論、プログラミング教育の
為の部屋もしっかりと準備されていました。
科学を楽しみながら学ぶことができる素晴らしい施設。
ジャイロ効果を体験してみました!
18日は(株)能作へ。
ここでは「企業が進める産業観光振興」について学んできました。
創業102年を迎える(株)能作。
富山を代表する鋳物メーカーです。
仏具、茶道具、花器を主力商品として製造してきたのですが、
時代の流れと共に、需要が低迷。
2000年から「あらたなものづくり」に挑戦を始めました。
錫の風鈴が大ヒット!!
(株)能作の錫は純度100%。
各種テーブルウエア、アクセサリー商品が幅広い層から支持を
受け、現在は国内主要都市は勿論、海外にも販路を拡げています。
20014年に高岡オフイスパークに本社、新工場を移転し、
産業観光部を設置し、産業観光の取組みを始めました。
「ものをつくるだけではなく、<こと>と<こころ>を伝える」を
モットーに。
工場見学のみならず、カフェ(能作の器をつかい、富山地元食材を使った料理を提供)
、ショップ(能作本社でしか買えない限定品は勿論、富山の老舗菓子店とコラボした
商品などなど)、鋳物体験(つくったものをその日に持ち帰ることが
できることが魅力。夏休みは子ども達で溢れかえるそうです)、富山の観光案内スポットを併設。
昨年は10万人の来訪者があったそうです。
SNSをつかった広報活動もありますが、口コミによるものが
多いということ。
「能作にまた行ってみたい、富山にまた行こう」という方が
多いことを、視察中で、実感しました。
工場見学だけでは、観光消費は伸びませんが、自社製品と共に富山をPRし、
ショップやカフェでお金が落ちる。。。。
産業観光のサイクルがうまくまわっていることを体感しました。
説明を担当してくださったのは5代目の能生千春さん!
ありがとうございました。
最終日は富山市へ。
コンパクトな街づくりについて、担当部の方からいろいろとうかがいました。
公共交通がうまく機能していること、
遠方にお住まいの高齢者を、駅前に引き出す様々な仕掛け。
若い世代の市外転出を防ぐための施策には驚きました。
産業観光施策は「ものづくり」のまちである羽村市でも取り組める施策だと
考えましたし、公共交通の在り方もとっても参考になりました。
企業と行政がお互いの強みを活かした様々な取組みを
今後の活動に活かしていきたいと思います。