昨日から羽村市議会第3回定例会が始まりました。
台風21号が接近するなか、市民の皆さまのことを
案じながらの開会でした。
私は一番目の登壇。
結論から報告しますと、
子どもの問題に関しては、
・子どもの貧困対策を次期の「子ども・子育て支援事業計画」に
位置付ける
土のうステーションについては
・土のうステーションは市民にとり身近な場所への配備ということで
進めていく
というとても前向きな答弁をえることができました。
しかし
・保育ソーシャルワーカーの子育て世代包括支援センターへの配置
・子どもの権利擁護委員の設置
・子ども条例(仮称)
については「現在の施策を充実させる」
「設置、制定は考えていません」というもの・・・・
保育ソーシャルワークについては、既に10年前から「保育園保育指針」にも
しるされており、平成30年度版にも示されています。(346ページ)
さらには子育て世代包括支援センターの「利用者支援事業実施要綱」の
「職員配置」にも「ソ-シャルワーカーの配置」は示されているのですよ。
そこを訴えてもダメでした。
子どもの権利擁護に関しても、「現在の相談機関の充実」というけれど
現在の機関には「是正、勧告、権利侵害を未然に防止するための制度の改善」という権限が
ないのです。
ですから、私は子どもがアクセスしやすく、そして速やかに救済できる機関として
市長の付属機関としての「子どもの権利擁護委員」の設置をうったえたのですが・・・
国連からも「子どもの権利を擁護する、独立した機関の設置」を
日本は勧告されており、そのことを踏まえて、設置する自治体が
増えているのに・・・
子ども条例は今回も「市の子育て施策には、ユニセフの子どもの権利条約の
趣旨が反映されている」ということで
市としては策定する意思がない。
私は子どもの参画、子どもの救済、子どもが自発的に、能動的に行動する根拠として、
そして「子どもを大切にする羽村市」の姿勢を示すためにも
「子ども条例(仮称」は必要ではないか・・・・と思うのですが。
さて昨日は全会一致で「オスプレイの横田基地配備に対する意見書」を議決し、
国に提出することとなりました!
プレス発表もあるとのこと。
今日は休会。しかし、夕刻開催の組織の大会の準備、
9日に熱海で開催される大会での報告事項の原稿作成で追われています。
いまから夕食の支度もせねばなりません。
その前に母の病院迎えもあります。
台風一過。
ゴーヤカーテンが倒れ、後始末にも追われています。