昨日、北杜市議会との交流会で、野中議員から
いただいた議会報告誌「市民フォーラム」
野中議員とは、私の母校である学習院大学のつながりもあり、
また、政策的にも合致するところもあって、
親しくさせていただいています。
「市民フォーラム」第25号に、とても納得そして共感、同感できる
野中議員のコラムがあったので、紹介します。
「認知症115人が鉄道事故死。遺族に賠償請求も」というタイトル。
今年の1月12日に鉄道事故死した認知症患者の遺族に対し、
「目を離さず見守ることを怠った過失」が問われ賠償請求判決が
出されたことは、衝撃的でした。
野中議員は
「抱っこやおんぶで保護できる子供と違い、「認知症」の程度や
日々のなかでも症状が一定ではない大人の行動や活動を24時間見守ることは
非常にむつかしいことです。在宅の場合、介護する人の生活を考えれば、
「ずっと目を離さない」は現実的には無理です」
と指摘しています。
その通りだと私は思います。
野中議員は
「社会全体が「認知症」への理解を深め、いまそれぞれの地域が取り組もうとしている
地域全体のゆるやかな見守りのなかで、「認知症」やその家族の方が安心して
暮らせる市になるよう、考え、行動していきたいと思っています」
と締めくくっています。
最近、羽村市の防災無線や、携帯メールで
「迷い人」のお知らせが入ってこないように思います。
家族の方の見守りは勿論ですが、地域の見守りが効を奏しているのでしょうか。
認知症の方、ご本人は勿論、ご家族の方も安心して暮らせる
羽村市であるように、私も活動をしていきたいと思います。