日本人の幸福度

内閣府が発表した国民生活選好調査によると、
日本人が「時部を幸福だと思う度合い」は
平均６．５だそうです。

幸せを図る指数としてブータンで用いられている
「ＧＨＮ」（国民総幸福）という指数は有名。
足立区では「ＧＨＡ」（グロス荒川ハピネス）という指標を
区政に取り入れよう・・という動きもあるようです。

一般的にＧＤＰが増えることが豊かさを測る物差しのように
用いられますが、本当にＧＤＰが増えると、私たちの
生活は豊かになるのかな・・・と考えてしまいました。

ＧＤＰに計上されるのは、そもそも、市場で取引された
「経済活動」
私たちの「幸せ」につながるか、つながらないか、には
関係がないから。
戦争、犯罪、公害、病気、家庭の問題などのマイナス要因についても
そこで、何らかの経済活動が行われていれば
「経済成長」とみなされるからです。

育児や家事、趣味活動、ボランティアなどなどお金のやりとりに
伴わない活動や行動などお金のやりとりに関係のない行為、行動に
ついては、いくら個人や家庭の幸せ、地域社会の満足につながっても
ＧＤＰには計上されません！

ＧＤＰの成長が、私たちの幸せや豊かさと必ずしも
結びついていない。。。と思います。
ＧＤＰと豊かさや幸せはイコールではないし、
私たちもＧＤＰを増やすために生きているのでは
ないし・・・。

日本人の幸福度を示す指数、たとえばＧＰＩのような
指数が重要になってくる、と思ってしまいました。
ＧＰＩとは、ＧＤＰに換算されない、幸せにつながるものを
足して、幸せにならないものを引いた
「真の進歩指標」のこと。

私の幸福度はどれくらいだろう・・・・

羽村市民の幸福度について、市も調査してみると
面白いかもしれませんね。