バブルを知らない世代・・・

今日はダンスの初稽古でした。
隆五先生と話していて「ああ、この世代（先生は３１歳）は
バブルを知らないんだよな～」とふと思ったの。

私といえばバブルの恩恵を受けたわけではないけど、
タクシー券は自由に使えたし、合コンといえば
それこそいまでいう一流のお店。
当たり前のようにシャンパン飲んで。
残業の後（それこそ日付変更線間近まで働いてたの）は
タクシー会社の裏番号に電話！
銀座でズラーっと並んでいる人の前で
「おほほ・・・・ごめんなさいね」と悠然と
タクシーに乗り込み帰宅。

あの頃、「リストラ」とか会社の倒産とか考えもしなかったよね。
（もっとも私が勤めてた会社はいまでも情報産業ではトップだけど）
終身雇用は当たり前、組合も強くて！！
どこかで不安を感じていたかもしれないけど、
不況？関係ない！って感じだったよね。

隆五先生世代は違うんだろうな。
学歴とか有名企業とかに重きをおかず、
自分がしたいこと、やりたいこと、に重きを置いてるんだろうなあ。
１０年先とか老後とかより、いま「何が大事か」「何が好きか」
将来は「結局どうにかなるでしょ」って？
結果や報酬が同じなら
「がむしゃらになってトップになっても？？」だけど
「自分にとってのトップは大事！！」

他人の評価より自分の評価、満足度。

バブルを知らない世代は私からみると
「きらびやかで二度とこないであろうあの時代」を
知らないことは可哀相？
戦争を知らない世代の私。
バブルもある意味「闘い」ではあったんだけど。

あの頃、いろいろ教わったことがいまでも私の教訓になってます。
「自分でやってみてバカだと思ったらやらなければやらなければいいよ。
やってもみないでバカって思うのはどうなの？」
「どんなに嫌われている人（物）でも、自分が好きだったらそれでいいじゃん！」
失敗してもやり直すことができた時代だったかも。
かりそめでも「余裕」があったよね。

ふと、考えてしまいました。