赤峰和彦の 『 日本と国際社会の真相 』

すでに生起して戻ることのできない変化、重大な影響力をもつ変化でありながら一般には認識されていない変化について分析します。

「ダーラム・レポート」――米司法省とFBIの罪

2023-05-28 00:00:00 | 政治見解



「ダーラム・レポート」――米司法省とFBIの罪:230528情報

日本では全く報道されていないのですが、トランプ前大統領のロシアゲート事件がでっち上げだったことが明らかにされました。5月15日付のニューヨークタイムズにも「Durham Finds Fault With F.B.I. Over Russia Inquiry=ダーラム氏、ロシア捜査でFBIの非を認める」の見出しで記事が掲載されています。

この現状について、専門家は以下のように解説しています。


5月15日、アメリカでダーラム・レポートというものが公表されました。

明らかに不正行為であったいわゆるロシアゲート事件、火のないところに煙を立ててトランプ大統領を引きずり下ろすために行なった政治謀略が、なぜ起きたのかを調べろということで、ジョン・ダーラム特別検察官が任命され、5月12日に、最終レポートを司法省に提出。

5月15日に、司法省がこれを公表しました。今更公表して何になるんだという感じもありますが、司法省自身が、自分たちやFBIの間違いを正式に認めたということです。

これでFBIの信頼が完全に潰れました。

トランプのロシア疑惑が本当だというプロパガンダを行っていた人たちは皆、顔面蒼白で、一生懸命メディアに出て言い訳をしている状況です。

法の下の平等も、法治主義もなかったんだということの最終報告が明らかになってみんな大恥をかいているということです。

これに関しては、ジョン・ダーラムさんもかなりの圧力をかけられたと思います。要するに、仲間内で、司法省やFBIが腐敗していたという話をすることになるので、そんなことはやるなと、随分と圧力をかけられていたと思います。

ですが、本来は2020年の大統領選挙の前に出て来て然るべきことです。そして「罪」は明らかになったのですが、「罰」の方は全然下されていません。これまでの偽証容疑で訴追された2人がいましたが、この2人は無罪。書類改ざんで、当局者の1人が罪を認めましたが、こちらも極めて軽微な罪で有罪となっただけです。

あれほど大騒ぎしていた事件が、意図的な、権力によるでっち上げの事件だったということなのですが、民主党としては、司法省とFBIに罪をなすりつけておいて、俺たちは知らんぷりという状況です。

本来は、これをでっち上げたヒラリー・クリントンやコミー元FBI長官レイFBI長官なども、罪に問われないとおかしいわけですよね。それができないというので、仕方なく、ガーランド司法長官やブリンケン国務長官、アダムシフ前下院諜報委員長などの追放弾劾を求める決議案が、次々とアメリカ議会に、共和党議員によって提出されています。

これで大騒動になっているという状況です。




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